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もしかしたらワタシ、手掌多汗症?手のひらの汗から悪臭がするときは、まず落ち着こう



手

 

誰でも多少は手のひらに汗をかきます。
緊張したときや暑いときには、気が付くと手のひらが湿っていたということがあるでしょう。
しかし、稀にその汗の量が尋常ではなく、それが悪臭の原因になってしまうことがあるのです。
どうしてこのようなことが起きるのでしょうか?原因と対処法についてご説明します。

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手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)

手のひらに異常に汗をかくことを「手掌多汗症」と呼びます。
手掌多汗症の人は手に持っている本がぐっしょりと濡れてしまうほどの汗をかくため、しばしば日常生活の中で困った事態に遭遇します。

 
程度には差があり、手のひらの表面がうっすら湿っている程度の人から、水滴が滴り落ちる状態の人まで様々です。
ではなぜこんな状態になってしまうのかというと、実は現時点で原因は不明なのです。
しかし、交感神経が発汗量を調節する役目を果たしていることから、緊張しやすい体質などにより、この交感神経が変調をきたしているのではないかという説もあります。

 

 

手汗は悪臭の元になる

普通は汗をかいても手のひらの臭いが気になるということはあまりないのですが、手掌多汗症の人の場合はその汗の量が尋常ではないため、しばしば悪臭の元になります。
本来、汗に臭いはありません。
しかし、雑菌が汗やほこりと混じり合って分解を始めるとあの特有の臭いが出てくるのです。

 

 

効果的な対処方法

手汗による悪臭を断つには、雑菌をやっつけてしまうことが大切です。
手掌多汗症の人は水分をよく吸い取れるようにタオルを持ち歩いていることが多いのですが、ただ手のひらの水分を吸い取るだけでは臭いを抑制する効果はありません。

濡らしたハンカチやデオドラント・シートなどを使い、雑菌もろとも汗やほこりを拭い去ってしまいましょう。
仕上げにミョウバン水(水150ccに5gの焼きミョウバンを入れて振り混ぜ、一晩おいて溶かしたもの。10倍に薄めて使う)をスプレーしておくと、肌を弱酸性に保って雑菌の繁殖を防ぎ、たんぱく質を変質させて肌を引きしめ、汗を抑制してくれるので試してみてください。

 

 

おおらかな気分でいることも大事

手掌多汗症になる人は繊細で物事を神経質に捉えることが多く、人目を気にするあまり余計に神経が昂ってますます汗をかきやすくなるという悪循環にはまってしまいます。
適切な対処をしていれば臭いはかなり防げるし、握手でもしない限り手掌多汗症であることを気付かれる心配はありません。
気を楽に持って、なるべくリラックスして過ごしましょう。

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