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あなたの入浴法、肌に負担をかけてない?美肌のための3つのお風呂習慣



お風呂に入る女性
 入浴は毎日必ずするもの。毎日のことですから、なんとなく子どもの頃からの習慣で自己流の入り方をしてしまっている人も多いと思います。入浴の目的は体の清潔さを保つため、気分をリフレッシュするため、体を温めるためなど、いろいろあります。


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肌にとっても、1日の汚れを落とし潤いも加えることができる大切な時間です。でもきちんと肌に優しい入浴法をしていますか? 正しく入浴しないと、かえって肌に負担をかけるだけになることもあるんです。肌に極力負担をかけない入浴法をご紹介します。

 

1. 熱いお湯は使わない

 まず、見直すべきはお湯の温度です。日本人は熱いお風呂が大好きですね。平均すると41~42℃のお風呂に入っているそうです。これがまず間違いです。熱いお湯は皮膚表面の水分を奪います。お風呂からあがった時に、本来肌表面に残るべき水分まで蒸発してしまうのです。お風呂あがりに肌がカサカサしてしまう人は、お湯の温度を見直してみましょう。

 理想の温度は、38~40℃の体温に近い温度です。かなりぬるいと感じる温度かもしれませんが、筋肉が弛緩し副交感神経が優位に働きますので、体がリラックスするのを感じられると思います。この温度だと、お風呂あがりに肌表面の水分が急激に蒸発することはありませんので、お肌も潤いを保ったままです。

 

2. 20分以上ぬるめのお湯につかる

 次に入浴時間ですが、20分以上浸かりましょう。体が温まるのはもちろんですが、もう1つ理由があります。実は、肌表面の汚れはお湯に浸かっているだけで落ちていきます。石鹸で体を洗うまでもなく、湯船に浸かっている段階でほとんどの汚れは落ちているのです。でもそれはぬるめの温度で20分以上浸かった場合のみ。肌表面を擦らずに汚れを落とすこの方法は、特に肌が弱い人にはお勧めです。しかし、何時間も肌がふやけるまで浸かっているのもよくありません。入浴中は体が温まって毛穴が開いていますので、長時間の入浴で水分が蒸発しやすくなるのです。

 

3. 肌はゴシゴシこすらない

 最後に体を洗うときですが、スポンジを使っている人がいたらすぐにやめてください。スポンジでごしごししないとスッキリしないというのは、ただの思い込みです。同じ皮膚なのに、顔はスポンジでごしごし洗いませんよね。前にも述べたように湯船に浸かっている時点でほとんどの汚れが取れているので、体を洗う時は石鹸やボディソープの泡を優しく滑らせるだけで十分なのです。毎日スポンジを使って肌の表面を傷つけていると、乾燥肌の原因になることもあります。同じ理由でバスタオルで体や顔を拭くときも、ごしごし擦るのではなくやさしく押さえるようにして水分をとってください。

 
 とにかく肌をゆで卵のように優しく優しく扱うことで、肌に負担をかけることなく入浴を楽しめるようになります。

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