季節の変わり目は保湿重視で！敏感肌のための夏から秋へのお手入れ方法

 
肌がベタついたり、汗でかぶれて痒くなったりと夏は敏感肌にとって辛い季節。でも、夏が終わってやっと涼しくなったと思ったら、カサついたりゴワついたりと季節の変わり目の肌荒れが出がち……。

 
敏感肌の方が夏を乗り切って上手に秋を迎えるためには、どのようなスキンケアを行ったらいいのでしょうか？　今回は敏感肌の方のための、秋のお手入れ方法についてご紹介します！

 

秋の始まりは保湿重視で

紫外線ダメージや屋内外の温度差などで、夏の間、肌は過酷な状況にさらされています。特に8月の強い紫外線による影響は、敏感肌にとってはかなり大きいもの。メラニンの生成が活発になる上、肌のバリア機能が低下して保湿力がダウン。さらに、9月前半から後半にかけては気温の変化も大きくなってくるので、肌がその変化についていくことができず、お疲れ気味に……。この状態になると、肌の免疫力が低下して、小さな刺激でも肌が過剰に反応してしまうようになります。秋の始まりに、肌を安定した状態を保つためには、いつも以上に丁寧なスキンケアが必要になります。

 

ターンオーバーを乱さないケア方法

敏感肌の方の場合、何よりも肌のターンオーバーが乱れないよう気をつけることが大切です。夏のダメージによって肥厚した角質をやわらげるためにも、秋の始まりには水分をたっぷりと与える保湿ケアを。低刺激の化粧水を二度づけしたり、スチーマーを弱めにあてて肌を温め、血行と代謝をアップさせるのも◎。化粧水をコットンでつけると、擦れて刺激となることがあるので、化粧水をつけるときにはできれば手のひらを使うのがおすすめ。紫外線の影響で肌のゴワつきが気になるときには、スキンケアの最後にオイルを1～2滴プラスして。

 

自分の肌を観察しながらスキンケアを

敏感肌のスキンケアは、必ず肌のコンディションを見ながら行うことが大切です。毎日同じケアをするのではなく、「今日は少し肌が過敏に反応しそうだから化粧水とクリームはやめて、低刺激の保湿美容液だけにしよう」など自分の肌を細かく観察しながら、ケアをしていくことが必要です。肌の調子が悪いときには、あれも、これもと新しいものを試すのではなく、シンプルなケアにした方が肌を休めることができます。特に、夏から秋にかけての時期は、ノーマルな肌状態の方でも肌がゆらぎがちになるので、敏感肌の方は特に気をつけてケアをしていくよう心がけましょう。

肌のターンオーバーを促すためにも、良質の睡眠をたっぷりとって、保湿重視の丁寧なスキンケアで夏から秋の変わり目を乗り切っていきましょう！