肌の乾燥対策は先手必勝！いつでも手軽に保湿ケアするためのコツ

 
肌を老化させる要因については、紫外線・ストレス・喫煙・加齢など数多くありますが、それらの中でも季節や時間帯、また年齢などにも関係なく、常に気を付けていなければならないのが【乾燥】トラブルです。

 
乾燥というと『肌がつっぱる』『化粧のノリが悪い』などの具体的な悩みを抱えてから気付くことがほとんどです。しかし、そういった自覚症状が出てから乾燥対策をするのは、言ってみればアンチエイジングに対する後手でしかありません。常に乾燥させないこと、潤った肌状態を保つこと、まずはこれらからきちんと意識してみましょう。

 

各アイテムのブランドは揃えるべき？

乾燥を防ぐにはとにかく保湿ケアが大切になってきます。各メーカーから出ているスキンケアラインから、とりあえずはクレンジング・洗顔・化粧水・乳液・美容液もしくはクリームまでベースケア部分は揃えておきましょう。同じブランドで揃えればそれらが目指す肌作りにいち早く近付けますが、きちんとラインを揃えられるなら好きなテクスチャーや香りなどでライン全体がバラバラのブランドで揃えられていても構いません。

また金額の張る高級ラインと安価なスキンケアの違いは配合されている成分だけでなく、その配合成分の分子の大きさも違うことを覚えておいてください。高級ラインのものは分子がとても細かいので、表皮層だけでなく真皮層、また表皮細胞一つ一つにも馴染みこんでいくのです。だからこそ高い効果実感を得られるわけですが、しかし金額を気にするあまりに使用量が減ってしまっては意味がありません。それならば気軽にバシャバシャ使える安価なスキンケアで小まめに保湿してあげた方が良い場合もあります。

 

スプレー状化粧水は1本用意しておくと便利

また日中においても、メイクの上から使えるスプレー状になった化粧水や美容液があります。これらはお顔全体に振りかけ手のひらで抑え込むことでメイクをしていても保湿することができます。水をかぶったほど浴びてしまうと多少のメイク崩れは否めないかも知れませんが、何度かに分けて馴染ませればメイクの崩れを気にすることなく手軽に乾燥を防げますし、紫外線カット効果の入った日中専用の保湿スプレーもありますから、季節に関係なく持っておくといいですね。

 

肌が乾燥する前にお手入れを

このようにして肌が乾燥を訴える前から保湿をしっかりしてあげたお肌は、自然とハリが出て、潤いに満ちたくすみのない明るい肌をキープしてくれます。乾燥を防ぐだけで外的刺激やストレスなど内的刺激にも強い、トラブルを抱えにくいお肌へと変わるのです。

肌全体が生き生きと明るくなるだけで、人が受ける印象は大きく変わります。生まれたての赤ちゃんの肌などは、何のストレスもなく外的刺激や内的刺激を受けることもあまりありませんが、それでも保湿をしてあげないとすぐにガサガサとした痛々しい状態になります。生まれたての細胞でさえそうなのですから、加齢に立ち向かおうとするのなら、まずは保湿をきっちりとこなしてあげましょうね。