ガサガサかかとのケア方法。ソックスで隠れる春までがお手入れどき
夏にミュールからのぞくかかと。
実は靴下に覆われる冬~春にかけてが、お手入れのジャストシーズンと知っていましたか?今のうちにせっせとお手入れをして、夏にさっそうと美しいかかとをデビューさせましょう。
皮膚の構造
まずは真面目に、かかとの皮膚構造のお話から。
通常、皮膚は3つの皮膚層から構成されるのですが、かかとや手には、第四の淡明層と呼ばれる透明な層があり、ほかの皮膚よりも新陳代謝が速いという特徴があります。
かかとには次々と新しい細胞が生まれるので、すぐに角質が溜まってしまうんですね。
機能的にも、体重の圧迫を受けたり、歩いたり走ったりと酷使されていることで、ガサガサになりがちな宿命なんです。
かかとのケア法は2種類ある
ピーリング系の角質除去と、ボディ保湿です。
角質除去
まず1つ目の角質除去のやり方。
お手軽なのはピーリングパックでしょう。
フルーツ酸配合でつるりと角質が除去できるのは、<ベビーフット イージーパックSP>。
かかとの角質をはがれやすくしてくれます。
<エル・ド・ボーテ つるりん娘>も名前の通り、履くだけで足裏やかかとの角質がはがれるパック。
経験上、1週間後につるつるになります。
ネイルアーティストが開発した<KOBAKO ネイルズ フォア フット>も2週間に一度の削るお手入れで磨けるラインです。
ドラッグストアでは、かかとを削るためのヤスリやバッファーの類を多く見かけますが、一般女性がへたにやると削りすぎになってしまったり、ガサガサを助長してしまうこともあるので、推奨できません。
足裏にもキメの流れがあったりして見た目以上にデリケートなので、削っても一挙にツルツルかかとを手に入れたい方は、ネイルサロンに行って専門家にお手入れしてもらうのが安全です。
ボディ保湿法
2つ目のボディ保湿法ですが、古くなった角質を落とした状態で保湿してあげるのが効果的です。
入浴時にバスタブにつかってかかとを柔らかくした後に、軽石で軽くこすっておきましょう。
この手間も省きたい人は、入浴時にマッサージして洗い流すだけの<LION かかとつるつるジェル>という便利な製品もありますよ。
入浴後はボディクリームを塗ります。
モロッコのアルガンオイル配合の 保湿だけでなく香りも楽しみたい場合は、オリエンタルシプレーが濃厚に香る<トムフォード ブラック オーキッド>、あるいは甘く官能的なバニラの<ローラ メルシエ ボディ バター>はいかがですか?あえて、かかとだけでなく全身にのばせるボディクリームを使うことで、心地よくリラックスができるはず。
素敵な匂いは質の良い睡眠も誘うので、一石二鳥です。
保湿のあとに、更に即効効果を求めたい人は、眠る間にコラーゲン配合の<tabioかかとなめらかソックス>を履くという手もあります。
パーツケアができてる人って、大人の女性として完成されている気がしませんか?