脂性肌に起こりがちなニキビ・毛穴の黒ずみの原因とその対処法

 
脂性肌の人が皮脂のベタつきやテカりと同時に気になる症状といえば、皮脂の過剰分泌によるニキビや毛穴の黒ずみなどの毛穴トラブルではないでしょうか。

 
しかもオイリー肌の人の肌は常に皮脂が分泌されているため、一度ニキビができしまったりポツポツ毛穴が発生するとなかなか改善しにくく、長期間悩まされることになります。

脂性肌が原因で起きる毛穴トラブルの症状と原因をしっかりと知ることで、トラブルを防ぎ早めの改善につながります。

 

トラブルその１：ニキビ

日常的に皮脂の分泌が多い脂性肌さんが一番悩まされるトラブルが”ニキビ”ですよね。

ニキビが発生するメカニズムを簡単に説明すると、肌に付着したほこりやメイク汚れ、古くなった角質などが皮脂とまじりあって毛穴に詰りそれが炎症を起こすことで発生します。
また、脂性肌の人は”コメド”と呼ばれるニキビのもとになる皮脂角栓が毛穴に詰りやすく、角栓を餌に繁殖を繰り返すアクネ菌によって赤ニキビや黄ニキビなどの炎症ニキビに発展しやすい状態です。

 

ニキビは潰さないで！

ニキビの発症を防ぐためには、脂性肌を改善することと、なるべく肌を清潔にしてあまり触らないことが大切！　ニキビを繰り返す人は無意識にニキビのできている箇所に触れて悪化させている可能性があるので、触りすぎに注意が必要です。また、コメドが気になっても指で押し出したりコメドプッシャーなどを使用して無理やり取り除くことはやめましょう。肌を傷める原因にもなりますし、雑菌が入りやすくなりニキビが増加する原因になります。

 

トラブルその２：毛穴の黒ずみ

角栓や皮脂、古い角質やメイク汚れが毛穴に詰って表面が盛り上がり空気に触れることで酸化し、表面が黒ずんでポツポツとした黒ずみが目立ってしまう症状です。
特に皮脂の分泌が盛んなTゾーンに現れることが多く、鼻にできた場合には”イチゴ鼻”と呼ばれることもあります。

また、酸化して黒ずんだ角栓や皮脂は時間がたつと毛穴に色素沈着を起こし、消えない毛穴の黒ずみへと進化することがあります。こうなってしまうと黒ずみの除去はとても難しくなってしまいます。
そうなる前に毛穴の詰りを早めに解消することで、毛穴の黒ずみの発生を軽減することができます。

 

クレンジングとピーリングでケアを

毛穴の詰りを解消するには、丁寧なクレンジングと週数回のピーリングケアがおススメです。ピーリングは肌を傷つけないようになるべく肌への負担が少ないアイテムを選び、肌へ詰まった角質や角栓をやさしく取り除きましょう。