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乾燥性敏感肌とは?原因で異なる敏感肌のタイプと改善のための対処法



化粧水
 
敏感肌や乾燥肌に悩まされている方は年々増えていっている傾向にあるので、「乾燥肌用」「敏感肌用」というような表記のされた化粧品も多く出回っていますね。
種類が豊富なだけに、どれを選べばいいのか、かえって悩まされてしまいます。
ご自身の症状が乾燥肌なのか敏感肌なのか今ひとつわからないという方も多いですね。
敏感肌の種類と乾燥肌、そして乾燥性敏感肌についてまとめてみました。


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敏感肌の原因にもいくつかの種類があり、敏感肌のタイプ分けにもなります。
ご自身の症状がどこに当てはまるか見つけてみて下さい。

 

敏感肌のタイプと症状

アレルギー性敏感肌

特定のアレルゲンと呼ばれる刺激のもとに対して免疫反応を強く起こしてしまうタイプです。
このタイプには遺伝的な原因が多いです。大人になってから敏感になる方も多いですが、年齢とともに免疫機能が衰えたもので、実は元々の体質なのです。
強いかゆみや湿疹、炎症という症状があり、対策としてはアレルゲンを排除することです。

 

接触性敏感肌

下着・衣服の特定の材質や、貴金属や植物、動物に触れることで起こすアレルギー反応です。
洋服のタグが苦手という方もいらっしゃいますね。
過敏になっているときには髪の毛がふれるだけでも刺激を感じたりします。
こちらの場合もアレルギー反応をなるべく起こさないために、原因となるものとの接触をできるだけ避けたり取り除いておくことが大切です。

 

環境や体調の変化による敏感肌

風邪や胃腸不良など体調不良の時に肌トラブルを起こしやすくなるタイプです。
睡眠不足や生理周期の影響、ストレスなどの体調の変化でもバリア機能が弱まるので、敏感になりやすくなります。また、ホルモンバランスの乱れも影響しています。
そして季節の変わり目や紫外線など季節や環境が変化することも影響します。
エアコンやパソコンなどの乾燥が影響し過敏になることもあります。

このタイプの敏感肌は、体調が改善されれば症状はおさまる傾向にあります。
いつも決まった季節に肌トラブルを起こしたり、環境が急に変わったことで異変を感じるなどの傾向があるので、割と原因の特定がしやすいです。
体質により症状の軽さ重さはありますが、誰にでも起こりうるタイプでもあります。
普段の生活で行っていることが肌に与えている影響を把握しておく必要がありますね。

 

乾燥性敏感肌

何らかの原因で肌の乾燥が進行し、肌を保護するバリア機能が低下することで外部からの刺激を受けやすくなるタイプです。
敏感肌に悩まされている方の中で、この乾燥性敏感肌タイプの方が最も多いといわれています。
アレルギー性敏感肌のような先天的なものではなく、ほとんどが普段の生活習慣や食生活、間違ったスキンケアなどが乾燥をひき起こしています。
また、正しいスキンケアを行わないとさらなる悪化を招くことになるので、すぐに対処する必要があります。

 

肌の状態は常に変化する!

上記のように敏感肌は大きくタイプ分けをすることができますが、悪化することでますます肌が過敏になってしまうので、乾燥と環境や体調の変化が重なるなど、原因を特定しにくくなっているケースも多く見られます。
アトピー性の皮膚疾患も敏感肌タイプに属しますが、もともと原因の特定が困難なこともあり、様々な要因が重なる複合タイプとも言われます。

「肌がいつもカサカサする」「化粧水がしみる」「肌が赤くなる」「かゆくてたまらない」など敏感肌の方に見られる症状が表れたらすぐに対処するようにしましょう。
「長年愛用していた化粧品が急に合わなくなってしまった」「年齢とともに敏感になってきた」という場合も肌が敏感に反応している可能性があります。

環境や体調によっても変化する肌は、年齢によっても変化します。
年齢に合った肌ケアへシフトすることも大事ですよ。

 

乾燥肌と敏感肌とは同時進行することが多い

このように乾燥肌が進行して敏感肌の症状が表れる方が最も多く、大半の場合は敏感肌と乾燥肌は同じ線上にあるといえるのです。
乾燥肌も敏感肌も正しいスキンケアに切り替えない限り、改善されるどころか悪化する一方になってしまいます。
敏感肌を改善させるためにはご自身にとって刺激となるものを極力避けて保湿を心がけることが大切です。
普段の生活を振り返ってみて、どんな時期に症状が強く現れるか、肌にとって良くない行動をとっていないか原因を探してみましょう。

 

自分の肌に合う・合わない成分を正しく知って

化粧品で肌荒れを起こしてしまうのなら、含まれている成分についても調べてみましょう。
敏感肌の方にとって化粧品の選び方はとても重要です。ケアするために使っているはずの化粧品が逆にトラブルの原因になることもよくあるからです。
化粧品には肌にとって刺激となる成分が色々と含まれていることがあります。
そして新しく化粧品を試すときは、面倒でもパッチテストをきちんと行ってからにすることをおすすめします。それが刺激を最小限に抑える方法です。

「乾燥肌用」や「敏感肌用」、「低刺激」などのキャッチフレーズだけに惑わされずご自身でしっかりと調べることで自分の肌質に合う化粧品を見つけることができます。
思っている以上に肌はデリケートにできています。肌の負担になっているものや刺激になっているものをしっかりと見つけてあげて下さいね。

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