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抗老化は食事から!食べ物・食べ方の見直しでできるアンチエイジング



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みなさんはこの世に生まれてきてからずっと何かを食べて生きています。
何気なく毎日食べている食べ物や、それらの食べ方によって、シミやシワの原因が作られているかもしれません。
今回は食べ物や食べ方を見なおしてシミ・シワ予防をしていきましょう。


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食べ物はよく噛んで食べる

近頃は、柔らかい食べ物が多いせいか、あまり噛むことなく飲み込んでしまうかたも多いようですね。

よく噛むことによって、デンプンなどを消化するための消化酵素が含まれる唾液がたくさんでてきます。胃腸の負担も良くなります。食べた後は食べ物の消化のために胃腸にたくさんの血液がまわりますがその時間も短縮することができそうです。

また、唾液の中には、「パロチン」と呼ばれる、いわば若返りのためのホルモンが含まれています。
20代半ばくらいからこのような成長ホルモンなどはだんだんと分泌が少なくなってきてしまいますが、よく噛むことによって、パロチンの分泌が多くなると、シワやたるみの原因となってしまう筋肉の衰え、皮膚の衰えを防ぐ働きをしてくれるようです。

その他にも、よく噛むことによって、顔の筋肉、特に口回りの筋肉を毎日の食事で鍛えることができます。口回りの筋肉を鍛えることによって、法令線などを防ぐこともできますので、一石二鳥だといえそうです。

 

腹八分目を心がける

マウスやサルなどの実験でも実証されているようですが、適切な栄養をとりながらカロリーを制限すると、おなか一杯食べたマウスやサルなどよりも寿命がのび、毛並みが良いなど見た目も若々しいことが多いようです。

たくさん食べ過ぎてしまうと、脳は満足しますが、実は内臓は酷使されている状態です。消化不良をおこしたり、血液も汚れてしまいがちです。
よく、「たくさん食べたり飲んだりする前に飲む!」と胃腸薬のCMをやっていますが、本来であれば胃腸薬を飲んでいるから大丈夫と考えるのではなく、胃腸が痛くなってしまうまで暴飲暴食をしないということが望ましいのです。

良質な栄養のある食べ物を、適度に食べるよう心掛けることによって、内臓を休ませることができますし、生命活動をスローダウンさせ、アンチエイジングができます。
ストレスがたまると、食べてしまう、美味しいものを見るとつい食べ過ぎてしまうというかたも多いかとは思いますが、食べるのは適度に押さえるように努力することがシミ・シワ予防のためには大切だといえそうです。

 

歯を見て食べ物を選ぶ

鏡を見て、あなたの歯を見てみましょう。普通ヒトは、上下で計32本の歯を持っています。一番多いのが、「臼歯」で20本あります。臼歯は穀物をすりつぶしながら食べるための歯だといわれています。
次に多いのは「門歯」で8本あります。果物や野菜などをかみ砕くための歯だといわれています。
その次に「犬歯」と呼ばれる歯は、4本あります。これは肉類などを噛み切るための歯です。ライオンなどが草原で獲物を捕まえた時に肉を噛み切るためにも使っていますよね。

このように歯にはそれぞれ役割があるようなのですが、ヒトも自分が持っている歯が持つ役割と同じような食べ物をその比率分だけ食べるようにすると良いようです。
つまり、穀類が6割くらい、野菜や果物は3割くらい、肉や魚類などは1割くらいでも大丈夫ということです。
ですから、外国の方のように大きなステーキをドーンと食べ、穀物や野菜はほんの少しという食事は望ましい食事とはいえません。

肉類を食べすぎると、おならがくさくなることはありませんか?
特に日本人はもともと西洋の人たちと比べて腸が長いので、肉食にはむいておらず、肉類が消化されたあとには有害なガスが発生してしまうことが多いようです。
こうして細胞や肝臓に負担をかけることになりますし、血液も汚され新陳代謝もうまくいかずシミの原因となります。皮脂が非常に多くなり毛穴も広がりたるみやシワの原因となってしまうこともあります。

シワやシミを防ぐためにも、できるだけ肉類などは少なめに、肉類を食べるにしても、脂身はさけ、鉄分や亜鉛などの多い赤みの肉にするなど工夫しながら食べるようにすると良いでしょう。

 

和食を活用する

昔アメリカが、現代病を減らすために、食生活と病気の相関関係を探るための国家プロジェクトを立ち上げたことがあります。そしてできあがったのが、有名な「マクガバンレポート」です。

高脂肪、高たんぱく、高カロリーなアメリカ人が好む動物性たんぱく質に偏った食事が病気の原因だと書かれています。そして、驚くべきことに理想的な食生活を送っていた国が日本であるとも書かれていたのだとか。それも現代ではありません。元禄時代の日本の食が絶賛されていたようです。「精白しない穀類を主食にし、季節の野菜、海藻や小魚を食べる」という古きよき昔の日本食こそが、究極の健康食であり、アンチエイジング食なのではないでしょうか。
和食を見直し、いつまでもシミ・シワが少なく、若く見え、健康的な生活を送りたいものですね。

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