黒ずみ改善計画！aha石鹸でシミ、くすみにサヨナラ。

 
黒ずみ対策に高い効果を発揮するといわれ、最近脚光を浴びるようになったのがaha石鹸です。
でも、aha石鹸って名前だけは聞いたことがあるけれど、実際どのような働きをするのかよくわからない。
そのような方は多いのではないでしょうか？
それでは、aha石鹸とはなにか、どのような成分で構成されているのか、見て行くことにしましょう。

aha石鹸は5つの要素で構成されています

ahaとはアルファヒドロキシ酸(Alpha Hydroxy Acids)の略で、グリコール酸、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、酒石酸の5つの要素で構成されており、高いピーリング効果を期待することができます。
つまり、古くなった角質を除去することができるため、シミやくすみなどに対して効果を発揮してくれる成分であるということですね。

グリコール酸

サトウキビ、パイナップル、テンサイなどの天然植物から抽出される成分で、これらを総称してフルーツ酸と呼ぶことが多いようです。
また、グリコール酸は美容外科や美容皮膚科などで行われているケミカルピーリングにも使用されている成分で、お肌に蓄積された古い角質を溶かして除去する働きを持っています。
現在までに人体への悪影響は報告されていません。

リンゴ酸

リンゴの果実に含まれている有機酸の一種で、角質を柔らかくする働きを持っています。
この成分もまた、人体への毒性は認められていません。

クエン酸

柑橘類に配合されていることで知られている成分で、お肌の細胞の代謝を促す働きを持っています。また、お肌のキメを整えたり酸化を防止したりする作用も持っているため、aha石鹸をはじめ、ピーリング剤などさまざまな化粧品に配合されています。
お肌への刺激は極めて少ないと考えられており、毒性は認められていません。

乳酸

生物由来の有機酸で、角質を柔らかくする働きを持っています。殺菌剤や防腐剤の代わりとして使用されることもあり、化粧品への配合量によってはお肌に対して刺激を与えることがあります。
アレルギーが起こる可能性のある成分ですので、敏感肌の方が使用する場合には、極力配合量の少ない製品を選ぶとよいでしょう。

酒石酸

ブドウなど、酸味の多い果実に含まれている成分で、抗アレルギー作用を持っています。お肌のphバランスを整えるなどの働きを持ち、アンチエイジング化粧品などに多く配合されています。人体への危険性の報告は挙がっていません。

注意すべきピーリング剤とは？

上記では、aha石鹸を構成している5つの要素とその働きについてご説明させていただきました。そして、これらの成分を見る限りでは、人体への危険性は弱いということがわかりましたね。
また、乳酸の配合量が気になるところではありますが、現在配合されているaha石鹸の多くは人体への危険性をきちんと考慮した上で製造されていますので、よほどのことがない限りアレルギー症状を引き起こす心配はないでしょう。
つまり、aha石鹸は極めて安全性の高いピーリング石鹸であると考えることができます。

ところが、aha石鹸やピーリング剤という名が製品名についていたとしても、BEGやDPGなどの化学合成物質が配合されているものがあり、これらの成分は長年の使用によって黒ずみ、シミ、くすみなどお肌へ悪影響を与えることがありますので、製品選びの際にはくれぐれも注意して下さいね。

aha石鹸の効果

高いピーリング効果を発揮し、お肌の古い角質を簡単に落す効果を期待することができます。
お肌に溜まっていた古い角質を除去することによってお肌のターンオーバーは活性化され、結果的に黒ずみ、シミ、くすみの原因を取り除いてお肌の悩みを解決へ導きます。

また、なかなか綺麗にならないしつこいニキビ跡の改善にも効果的。
ただし、ニキビ跡がクレーター状になっている場合では、aha石鹸だけで改善を行うことは困難です。aha石鹸はお肌のターンオーバーの正常化に役立つ石鹸ではありますが、重症度の高いニキビ跡を綺麗に治したいのであれば、やはり皮膚科での治療がいちばんでしょう。
aha石鹸で改善することができるのは、ニキビや吹き出物が原因でできた黒ずみや、クレーター状になっていないニキビ跡です。

そして、注意していただきたいのは現在進行形のニキビについてです。
aha石鹸はお肌への刺激が弱く、ニキビ肌に対しても使用することができますが、aha石鹸による過剰な洗顔は考えもの。
お肌のターンオーバーを早めることにより、ニキビを早期に改善できる確率は高まりますが、お肌への負担が大きくなりすぎると逆にニキビを悪化させる原因となることがあります。
aha石鹸をニキビ肌へ使用する際には、くれぐれも慎重に。

aha石鹸を使用するタイミング

いくら低刺激性のaha石鹸であったとしても、お肌への刺激がまったくかからないということではなく、aha石鹸で洗顔した直後に紫外線などの刺激を受けた場合には、お肌に炎症などのトラブルが現れ、シミやくすみの原因をつくり出すことがあります。
つまり、aha石鹸を使用するタイミングは、外部からの刺激がお肌にかかりにくい夜であるということ。
お風呂での洗顔、お休み前の洗顔をaha石鹸で行ったあとにはきちんと保湿を行い、お肌をいたわってあげることを忘れずに。

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