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炭酸泡乳液、その驚くべき効果と使い方



マッサージ
 
炭酸が美肌づくりに役立つとして、巷ではちょっとした炭酸ブームが起こっていますね。
人工甘味料などを含まない純粋な炭酸水は、飲んでよし、洗顔を行ってよし、身体の内外から私たちの美肌づくりに貢献してくれます。


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現在、炭酸の力を利用したさまざまな洗顔料やパックが販売されるようになりましたが、炭酸の持つ特性をフルに生かしたスキンケアアイテムも登場してきました。
それは、炭酸泡乳液です。

 

炭酸泡乳液とは?

炭酸は、毛穴を開かせて毛穴の内部の汚れをかき出す作用や、細胞の新陳代謝を促進させてお肌のターンオーバー周期を整える作用を持っています。
そして、それらの特性をそっくりそのまま生かしたのが、炭酸泡乳液であるということです。

炭酸泡乳液の特徴は、お肌に乗せた途端にサッと浸透し、美容成分をいち早くお肌の深部に届けることができるという点にあります。
さらに、炭酸による適度な刺激がお肌にマッサージ効果を与え、血行の促進に役立ちます。
また、炭酸泡乳液を使い続けているうちに、どんどん毛穴が目立たないお肌に生まれ変わっていくのだとか。

炭酸泡乳液は、夜のケアに最適なアイテムですが、紫外線の影響を受けることなく低刺激性ですので、朝のメイク前に使用することも可能です。
最近どうも化粧品の浸透がよくない……。
そのように感じているのであれば、お肌のターンオーバーの促進に役立つという、炭酸泡乳液を使用してみてはいかがでしょうか。

 

炭酸泡乳液に配合されている成分って?

ここでは、2015年上半期ベスト・オブ・ベスト大賞、2015年VOCE8月号Spring/Summerベストコスメ第1位など、数多くの賞を受賞している資生堂の「炭酸泡美白乳液」の成分を解説して行くことにします。

 

4MSK(4.メトキシサリチル酸カリウム塩)

化粧品メーカーの資生堂が開発し、2003年に医薬部外品として厚生労働省から認可された成分です。
この成分は、角質剥離効果が高く、さらにメラニン色素の生成を阻害する作用を持っています。
つまり、ターンオーバーの妨げとなるターンオーバー周期の乱れを改善して美白に役立つ成分であるということです。
他化粧品メーカーで問題となった白斑の原因となる成分とは全く異なりますので、美白というひとくくりで考えて敬遠する必要のない成分です。

 

ディフェンスバイタライザー(酢酸レチノール、アラントイン、L-セリン、濃グリセリン)

酢酸レチノールは、配合量が多い場合にかぶれなどの炎症を起こすことが考えられますが、お肌に対して重大な悪影響を与える成分ではないため、それほど神経質に考える必要はないでしょう。それ以外の成分に関しては、どれも人体への危険性はないと考えておいて間違いはないでしょう。

 

炭酸泡の驚くべき効果とは?

角質を剥がす効果が高く、メラニン色素の生成を阻害する。つまり、ターンオーバーを正常な周期に戻しつつ、高い美白を期待することができるということですね。
では、一般的な乳液とはどこが違うのでしょうか?

まず、上記でご紹介した製品に限って言うのであれば、化粧品メーカーが独自に開発した成分を含有しているという点、炭酸泡の力で毛穴を開きやすい状態にした上で、有効成分をお肌の深部に浸透させるという点です。
また、美白対策として筆頭に挙げられるのはピーリングですが、ピーリングはフルーツ酸などの合成物質により角質を剥がす方法であり、お肌へは大きな負担がかかります。
また、ピーリングを行ったあとには必ず保湿ケアを行わなければなりませんが、炭酸泡乳液であれば洗顔後のケアとして使用することができますので、お肌への負担を心配する必要はありません。

 

炭酸泡乳液の効果的な使い方

基本的に、ケアのいちばん最後に使用することにより、高い効果を得ることができるようです。
まず洗顔を行いますが、クレンジングはもちろんのこと、洗顔料がお肌に残らないよう、きちんと洗い流します。また、使用する洗顔料は一般的な洗顔料でも炭酸泡洗顔料でもかまいません。
肝心なのは、化粧品をきちんと洗い流しておくということです。

次に、化粧水で保湿を行い、必要であれば美容液をつけます。
そして、最後に炭酸泡乳液をつけて終了となります。

 

炭酸泡乳液は高価…手作りできない?

手作り化粧品のメリットは、余分な添加物が配合されておらず、低いコストでつくることができるという点にあります。手作り化粧品の代表選手は化粧水なのではないかと思いますが、現在では手作り乳液のレシピも出回っていますね。
ですが、そのような手作り乳液は化粧水と違い、数種類のパウダーを用意しなければなりませんし、かなり手間がかかります。また、手作り炭酸はお肌につけたら洗い流す必要があるため、パックとして使用することは可能であっても、乳液には不向きであると考えることができます。

炭酸泡乳液は、決してお安い価格で販売されているものではありません。
しかし、その効果を考えるのであれば試してみる価値があるのではないでしょうか。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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