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炭酸泡でパックする!正しい使い方と効果を教えます。



クレイパック
 
バラエティショップなどを覗いてみると、シートタイプでそれぞれに異なった効果をもつパックを数多く見かけます。
それらには、ピンクトルマリンやダイヤモンド粉末を配合しているものもあり、なんとなく高い美肌効果を発揮してくれそうに思えますね。
また、韓国コスメでお馴染みの、カタツムリパックやシンエイクパックなども、シートタイプのパックとして販売されています。


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実はその昔、私自身これらのパックを実際に使用したことがあります。
そして、その美肌効果は?

パックを行った直後やその翌朝は、確かにお肌は潤っていて効果が現れたかのように思えました。
ところが、そのようなパックの成分表示を確認してみると……。
水、グリセリンという表示のあとに、PEG、PPGという表示があるではありませんか。

成分表示の3番目にPEGが来ているということは、その配合量が全体で3番目に多いということを示しています。
つまり、このパック自体、使い続けて行くうちにお肌になんらかのトラブルが発生する可能性があるということ。
ではなぜ、このようなパックの使用で私のお肌には潤いがもたらされたのでしょうか?

それは、2番目に表示されているグリセリンの効果であると考えることができます。
それ以来、私はこれらのシートパックの使用を中止しました。
だって、わざわざお金を払ってお肌の健康を蝕むようなことはしたくありませんから。

少々前置きが長くなってしまいましたが、今回は、少ない費用でご家庭で簡単に行うことのできる炭酸泡でのパック&炭酸水パックの方法をご紹介することにしましょう。

 

とても経済的! セルフで行える炭酸泡パックの方法

用意するもの

キサンタンガム 小さじ1杯
植物性グリセリン 10ml
炭酸水 100ml
ポリ袋 1枚

キサンタンガムは一般のドラッグストアなどではほとんど販売されていませんので、通販やショッピングサイトでの購入がおススメです。高くても50g入り・1,000円前後で購入することができます。
また、グリセリンは合成グリセリンではなく、必ず植物性のグリセリンを使用し、炭酸水は香料や人工甘味料などが配合されていないものを使用します。
そしてポリ袋ですが、材料を混ぜ合わせて冷蔵庫で寝かしますので、食品保存用のジッパー付きポリ袋を使用するとよいでしょう。

 

作り方

1. ポリ袋に植物性グリセリンとキサンタンガムを入れて混ぜ合わせますが、キサンタンガムの粉っぽさがなくなればOKです。

2. そこへ炭酸水を加えてよく混ぜます。このときに、ポリ袋のジッパーを完全に閉じて振るように混ぜるとよく混ざります。これらの材料はポリ袋の中で膨らみますので、ジッパーを閉じる際にはできる限り空気を抜いておくことがポイントです。

3. 材料が完全に混ざったら、冷蔵庫で1時間程度寝かせます。

4. いったん冷蔵庫から取り出して、再度よく混ぜ合わせ、さらに1時間程度冷蔵庫で寝かせたら、手づくり炭酸泡パックの完成です。

 

使い方

手づくり炭酸泡パックは、市販の炭酸泡パックのように泡の持続時間が長くは続きません。
そこで、ラップの登場です。
パックを行う前にラップを用意し、適度な大きさに切ったら目と鼻の部分に穴を空けておきます。
または、額用と鼻から下用に分割して切っておいてもよいでしょう。
パックをお肌に乗せてラップで覆ったら、そのまま10分程度放置します。
あとはぬるま湯で洗い流して化粧水などでお肌を整えます。

手づくり炭酸泡パックはつくる手間が少々面倒ですが、市販されている炭酸泡パックの10分の1以下の費用でつくることができますので、時間に余裕のある方はぜひチャレンジしてみて下さい。
また、今回ご紹介した材料の分量は1回分ですので、1回で使い切って下さいね。

 

シートマスクを利用する方法

上記では泡によるパックをご紹介しましたが、さらに簡単に行うる方法もありますので、こちらもご紹介しておくことにします。

 

用意するもの

シートマスク
重層小さじ 2分の1杯
クエン酸 小さじ2分の1杯
炭酸水 50ml

 

作り方

1. 清潔な容器に炭酸水を入れ、重層を入れて混ぜます。

2. 重層が溶けたのを確認したら、クエン酸を加えて再度混ぜます。

3. しばらく混ぜていると、ブクブクと泡が出てきますので、泡が出てきたら完成です。

 

使い方

完成した炭酸水をシートマスクにたっぷりと含ませ、顔に貼り付けます。
そのまま5~10分程度放置し、あとはぬるま湯で洗い流して化粧水などでお肌を整えます。

 

安全性重視なら手作りで!

手づくり泡炭酸パックと炭酸水パック、少々手間はかかりますが、やってみると意外に面白いですよ。
現在では、かなり安価な炭酸泡パックも市販されているようですが、配合成分が曖昧なものもあり、お肌への安全性に関してははっきりしません。
特にお肌が弱い方の場合では、配合されている余分な化学合成物質でお肌が過敏な反応を起こしてしまう可能性もあります。
お手軽さか安全性か。
どちらがどうということはありませんが、安全性を重視するのであれば、手づくり炭酸泡パック&手づくり炭酸水パックづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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