敏感肌にやさしい美容液7選～低刺激性ならこれがオススメ！

 
化粧水や乳液だけのスキンケアより、ワンランクアップした美容効果を実感することのできる美容液を、毎日のスキンケアに取り入れてみたいと考える敏感肌の人はたくさんいることと思います。
しかし、今まで様々な美容アイテムで肌トラブルを経験してきた人が多い敏感肌だけに、なかなか他の肌質の人みたいに気軽に新しいアイテムに手を出しにくいのが現実です。

 
著者もそんな敏感肌の一人です。
CMや雑誌で紹介されている華やかで高機能な美容液を試してみたいけれど、過去の肌トラブルを考えると、どうしても二の足を踏んでしまいます。
しかし配合されている成分とじっくり向き合えば、敏感肌でも安心して使用できるシンプルな成分の美容液も見つかるものです。
そんな成分が安心で肌質を選ばない、敏感肌の人にもお勧めの美容液をご紹介したいと思います。

 

保湿美容液はシンプルな処方のものも多い

水が主成分の化粧水に比べて、油分や水分を安定して混ぜるために複数の合成界面活性剤を使用したものの多い乳液やクリームは、肌への刺激を感じやすく、バリア機能が弱い敏感肌には負担に感じることの多い選びにくいアイテムです。
同様に保湿アイテムである美容液も、乳液やクリームみたいに合わないのでは？と不安に思う人も少なくないことと思います。

しかし美容液は、乳液やクリームと違って、必ずしも合成界面活性剤を使用しているものばかりではありません。
特に肌本来の保湿成分を主成分とした保湿美容液の中には、保湿成分と水、防腐剤のみのシンプルな処方のものもたくさんあるので、そういった美容液を選べば、敏感肌でも安心して連用することができます。
続けやすい価格帯のものでは、ヒアルロン酸がたっぷり配合されたジュジュ化粧品のアクアモイスト濃密 保湿美容液や、ローヤルゼリーやアミノ酸が配合された井田ラボラトリーズのゴールデンモイスチャライザーがお勧めです。

あらゆる肌トラブルの改善の基本はまず保湿からとも言うように、保湿することはスキンケアの基本です。
シンプルで続けやすい保湿美容液をスキンケアアイテムに取り入れて、肌の潤いをアップさせながらターンオーバーのサイクルを整えて美肌を目指していきましょう。

 

敏感肌の美白は保湿美容液との合わせ技で

夏の日焼け対策だけでなく、加齢によってできてしまったシミや、ニキビ跡改善にも使いたい美白美容液ですが、美白美容液には美白成分を効果的に肌に浸透させるために、合成界面活性剤をしっかり配合したものが多いようです。
普通肌の人なら気にならない量の合成界面活性剤も、バリア機能が弱い敏感肌の人にとっては、肌トラブルの原因になる可能性が高いですし、最初は大丈夫でも連用すると肌の負担になる場合があります。

肌への負担を最小限にするためにも、合成界面活性剤不使用か、必要最低限配合されたもので、穏やかな美白効果を期待できるコウジ酸や酒エキス、ユキノシタなど植物エキス配合の美白美容液を選ぶことをお勧めします。
入手しやすいものとしては、日本酒酵母エキスが配合されている日本盛のNS-K美白美容液が比較的成分も優しく敏感肌にも安心です。

また、美白成分だけでなく保湿美容液とビタミンC誘導体の合わせ技で美白をするのも、敏感肌のスキンケアには効果的です。
美容液は複数重ね付けすることも可能な上に、それぞれの成分同士が相乗効果を発揮することも期待できるので、思い切ってヒアルロン酸やコラーゲン配合のシンプルな保湿美容液と、ビタミンC誘導体やビタミンCを含む植物成分が配合された美容液を両方使用してみましょう。

ビタミンC誘導体配合で比較的敏感肌でも安心して使用できるのは、オバジC5セラムやハーバーの薬用ホワイトレディー、ビタミンCを含有した植物エキスがたっぷり配合されているオーブリーオーガニクスのシーバクソンセラムなどがお勧めです。

 

価格ではなく、肌に負担の少ない成分のものを選ぶ

数千円から高価なものだと数万円するものも珍しくない美容液ですが、敏感肌の場合は価格ではなく、成分で商品を選ぶことがポイントです。

高価な美容液に配合されている高機能で貴重な美容成分はとても魅力的ですが、約3か月から半年以上連用しなければその効果を実感することが難しいのが美容液です。
まずは敏感肌でも連用できる、肌に負担の少ない成分のみ配合されたものを選ぶようにしましょう。
できれば水と保湿成分、防腐剤のみか、最低限の合成界面活性剤配合のものが肌への負担も少なくベストです。

これまで紹介した保湿美容液や美白美容液は、どれも最低限の防腐剤や少量の合成界面活性剤のみ使用した比較的肌に負担の少ないものですが、もっと手軽なところでは、100円ショップのダイソーに売っているヒアルロン酸がお勧めです。
水とヒアルロン酸、防腐剤のみのシンプルな処方で、手持ちの化粧水に重ねることで保湿効果を手軽にアップすることができます。

 
高機能な成分での攻めのスキンケアも魅力的ですが、保湿やビタミンC誘導体、植物由来成分などの、肌を守るスキンケアで美肌を目指すことも可能です。
敏感肌だからと諦めず、ぜひ自分に合って続けやすい美容液を見つけていきましょう。