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美容オイルとして使う!亜麻仁油の塗り方と注意点



リノール酸
 
ココナッツオイルやオリーブオイル、ゴマ油など、食べても美味しい油を美容オイルとしてスキンケアに使用することが珍しくなくなった今日、食用油でオイルクレンジングをしたり、マッサージしている人も多いことと思います。

筆者もそんな一人で、敏感肌で市販のクレンジング剤がことごとく合わないことから、クレンジングは専らスーパーの食品売り場の植物オイル、しかも顔用と奮発して、エクストラバージンオイルを使用したり、グレープシードオイルを気分とお財布の事情によって使い分けていますが、食べられる程安全なものだからこそ、肌への負担を感じることもなく、何より安価で助かっています。


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このことから、美容に健康に高い効果があることで人気の亜麻仁油も、スキンケアに使用したら優れた効果が期待できそうな油と言えます。

では実際、亜麻仁油はスキンケアに使えるのでしょうか? スキンケアとしての使い方や塗り方を、ご説明していきたいと思います。

 

外側と内側、両方からオメガ3脂肪酸を

亜麻仁油の成分として注目されるのがオメガ3脂肪酸です。
オメガ3脂肪酸は、人体で合成できない脂肪酸なことから、意識して摂取しなければならない成分ですが、亜麻仁油やエゴマ油、クルミ、青魚などに含まれていることから、食生活が偏っていたり、これらの食材が苦手な人にとっては不足しがちな成分です。

血液をサラサラにしたり、肌の保湿効果をアップさせたりする優れた効果のあるオメガ3脂肪酸ですが、体の中に食べ物として摂取するだけでなく、スキンケアとして肌に直接塗ることでもその効果を実感することができます。

食用としては一日の摂取量が小さじ1杯から3杯(大さじだと1杯)とされていますが、スキンケアならさらに少量で済むので、より経済的に亜麻仁油を使用することができます。

ただし、開封後は冷蔵保存で30日から40日前後で使い切らなければならない油なので、スキンケアだけに使用するよりは、食品として摂取しつつスキンケアにも使用するのがお勧めです。

安価なものでも1本あたり約150gで1,000円前後する亜麻仁油は、食品としては高価な油ですが、スキンケアアイテムとすると安価で安全なスキンケアオイルということになります。
体の内からも外からも亜麻仁油を取り入れて、潤いに満ちた健康な美肌を効率よく目指していきましょう。

 

肌に塗るなら日中は避けて

肌の血流をサラサラにして、潤い効果をアップさせる亜麻仁油は、スキンケアとしてはリーズナブルだし、朝晩のケアにどんどん使っていきたいと思う人もいるかもしれません。

しかし亜麻仁油は酸化しやすい、とてもデリケートな油です。
そのため、日中のスキンケアに使用すると、どうしても紫外線に当たることで酸化してしまうので、できれば夜のみの使用にすることをお勧めします。

夜スキンケアで亜麻仁油を使用する際には、入浴時にクレンジングや洗顔でしっかり汚れを落とした肌に、たっぷり化粧水や美容液で水分補給をし、その後、1滴か2滴の亜麻仁油を手のひらに伸ばして、顔を包み込むようにして塗るのがポイントです。

このとき、油を指にとって顔にゴシゴシ伸ばしたりすると、摩擦が肌の刺激となって、せっかくの亜麻仁油の美容効果が発揮されなくなってしまうので、注意が必要です。
目元や口元などの乾燥が気になる部分は、顔全体に手のひらで包み込むように塗った後、指の腹を使ってそっと押さえるようにして重ね付けすると肌に負担も少なく、亜麻仁油の潤い効果をアップさせることができます。

 

夜塗った亜麻仁油は朝しっかり落として

夜、亜麻仁油のお手入れをしたら、朝の洗顔で必ず洗い流すことも忘れないようにしましょう。
寝る前のスキンケアとして塗ったものは、だいたい肌に吸収されるか寝具などについて取れてしまっているので、あまり神経質にならず洗顔料で洗顔するだけでいいのですが、亜麻仁油は酸化しやすいので、しっかり落としてから朝のスキンケアをする必要があります。

また、スキンケアだけに亜麻仁油を使用する際も、開封した亜麻仁油は必ず冷蔵庫で保存して、30日から40日を目安に使い切らなければなりません。
スキンケアだけで150gもの油をひと月で使い切るのは難しいので、食品として摂取しながらスキンケアに使用することで無駄なく期限内に使い切れます。

 

肌の状態によって他のアイテムと組み合わせて

亜麻仁油をスキンケアで使用する際には、主に美容液や保湿クリームといった感覚で化粧水の後に使用するのがお勧めです。
しかし亜麻仁油自体にも潤いをキープする優れた効果はありますが、人によっては潤いが足りない場合もあります。
夜のみのスキンケアに使いたい亜麻仁油の美容効果を活かすためにも、寝る前の保湿はしっかりしておきたいものです。

亜麻仁油を塗った後、潤いがもう少し欲しい場合は、いつもの保湿クリームや保湿乳液など、保湿の蓋と言われるアイテムを使用して、しっかり潤いを閉じ込めておきましょう。
目元や口元の乾燥が気になる場合は、ワセリンやシアバターなどの高保湿アイテムを、亜麻仁油の上からそっと馴染ませるのもお勧めです。

優れた保湿効果を持つ亜麻仁油は、食品だけでなく、スキンケアにも取り入れていきたい油です。
しかもとてもリーズナブルで優れた美容効果もある魅力的な油でもあるので、肌荒れ知らずの美肌を目指すためにも、是非スキンケアアイテムの一つとして取り入れていきましょう。

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