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体を動かすことが良い眠りの基本。忙しい方にこそ軽いスポーツが必要な理由とは?



アンチエイジング

 

睡眠は、人間の体温と深く関わっています。
朝から少しずつ上がり始め、夕方以降に下がり始めて夜に最も低くなります。
体温が下がると人は眠くなるので、夜になると眠くなるというのは自然な働きなんですね。
ところが仕事によっては不規則だったり、夜に仕事したりして、生体時計がうまく働かずに質のよい睡眠をとれないでいる現代人は多いのです。
睡眠は、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌に大きく貢献してくれている大切な時間です。
特に女性には、しっかりと質の良い睡眠をとっていただきたいと思います。今回は、そんな睡眠と運動の関係についてのお話です。

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忙しい人ほど、軽い運動をオススメします

生活が忙しく不規則な人にこそおすすめしたいのが、軽い運動を習慣づけることです。
安定して質の良い睡眠を得るためには、習慣的な運動が効果的なんですね。
つまり月に2~3回激しい運動をするよりも、週に2~3回あるいは毎日軽い運動を続けるほうが、質のよい睡眠をもたらしてくれます。寝付きもよくなりますし、途中で目が覚めて寝られなくなるということも少なくなり、深く眠れるようになります。

 

 

快眠に運動が良い理由を整理します

なぜ睡眠に運動がいいのかというと、深部体温を下げてくれるからです。
運動をすることで一時的に体温は上がりますが、血液が全身をめぐると冷やされて深部体温が下がってきます。
ですから適している運動は、全身に血液をめぐらせるウォーキングやスロージョギングなどの軽い有酸素運動です。
あまり激しい運動は一時的に深い睡眠を得られたとしても、安定して睡眠の質を向上させることはできません。
激しい運動の後は交感神経の興奮が収まりにくいですし、体にも無理がきて、怪我をしたり続けられなくなる可能性があります。軽めの運動を習慣づけましょう。

 

 

快眠のための運動に適した時間は午後~夕方

運動する時間帯は、体温が最も高くなる午後から夕方にかけての時間帯がおすすめです。
できれば夕食前が望ましいですが、朝や夜しか時間が取れない場合もありますよね。
そんな時は特に、激しい運動は避けてください。朝の起きぬけは血圧が急増したり、血液が凝固しやすくなっていますから、高血圧や疲れ気味の人は要注意です。
発作や大怪我を引き起こす危険性があります。寝る直前の激しい運動も、体温が下がりにくくなりますから、逆に寝られなくなります。
睡眠の3時間前を目安に行いましょう。また極度の筋肉疲労は不快感も伴いますから、あなたにとって適度な運動を心がけてくださいね。
また、運動できなかった日には40℃前後のぬるめのお湯にゆったり入ると、軽い運動をした時のように深部体温が下がりますから、よく眠れますよ。

 

 

簡単なことからで大丈夫。まずは「やってみること」が大切

「運動しなければ!」と気負わなくても大丈夫です。これまでまったく定期的な運動をしてこなかった人は、たとえばラジオ体操を毎日続けることから始めてみてはいかがでしょうか?体を動かすのに慣れてくると、「もう少し運動したい!」と思えてきますから不思議なものです。知らず知らずのうちに、軽い運動が習慣づけられていることでしょう。
まずは何でもいいので、軽く体を動かすところから始めてみましょう。

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この記事は当ブログのライター「inori」が書きました。

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