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爪が剥がれる「爪甲剥離」とは?意外と沢山の人がなったことがある爪甲剥離現象



ネイル

 

爪が「剥がれた経験ある」という方、意外と多いと思います。

この経験が無い方からすれば、それはそれは痛みを伴う恐ろしい事に思えるでしょうが、実は全くそんな事はないのです。

 
これは「爪甲剥離(そうこうはくり)」といわれ、医学用語では「オニコライシス」や「ネイルセパレーション」という名称で、爪が皮膚から離れていってしまう状態の事を言います。

 
「私はその爪甲剥離とやらではないから関係ないわ!」と思った方はちょっと待ってください!
この爪甲剥離は誰でもなる可能性が高いものなのです。

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なぜ爪がはがれる?

この原因としては、内蔵疾患や感染症などもそうですが実はかぶれや外傷などでも起こる疾患なのです。
例えば、突き指をしたり、足に重い物を落としてしまったり、マラソンなどをしていたり、日常的にキツい靴を履き続けていたり。と、ほとんどの原因は外傷である事が多いのです。

 

 

爪甲剥離には前兆があります

よくこのようなケガをした時に、爪の下が黒くなって、内出血していたりしますよね?
実はこれも予備軍になるのです。
全部が全部、そうなる訳ではありませんが、このように強い外傷を負った箇所が、爪が作られる根元の部分だった場合、この爪を作る部分の組織が破損されてしまうのです。
一度、極度のダメージを受けた組織は、残念な事に二度と元に戻る事はありません。
その為に、一旦、爪を作る事が出来ない状態に陥ってしまうのです。

 
しかし、全部の組織が破壊されるほどの大ケガでない事がほとんどなので、
しばらくすると、破壊されていない組織は少しずつ新しい爪を作り出します。
その頃には、気がつけば爪には大きな段差が生じています。

 

 

1度こうなるともう治らない?

そしてその後、その段差の部分から少しずつ爪が浮き上がってくるような状態となってしまい、爪の成長も遅くなっている為に強度に耐えきれず、段差の先がポロッと爪先から取れてしまいます。
そして指先は爪が無い状態になってしまい、根元のほうには薄〜〜い爪があります。
聞いた感じは恐ろしいようですが、実は爪が取れる時も、浮き上がってくる時も、痛みや違和感は全く感じられません。

 
先ほども話したように、一度このような症状が出た場合は、同じようなスパンで同じように爪が取れてしまう事を繰り返し、元にはなかなか戻りません。

 
しかし今回お話ししたのは、あくまでも外傷による爪甲剥離のケースです。
ケガをした記憶も無いのに、このような症状が出た場合は、必ず病院で診てもらいましょう!

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この記事は当ブログのライター「ネエさん」が書きました。

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