エッセンシャルオイルのブレンド方法は3つ。1.好きな香り2.香りの分類3.香りの強さ
芳香浴などを1回実践するときに使用する精油は1種類ですか?それとも複数の精油を組み合わせてお使いですか?
もし1種類でしか体験したことがなくてももちろんそれはそれで良いのです。
しかし、複数の精油を組み合わせて使うことで、より健康や美容を増進させる作用が高まります。
また、これだ!という自分好みの香りに出会える可能性も大きいのです。
オリジナルブレンドに挑戦してみよう!
複数の精油を組み合わせることをブレンドといいます。
最近では既にブレンド済みのアロマオイルが店頭に並んでいるのを目にすることも増えました。
一番お手軽にブレンドした香りを楽しむ方法ですしそちらを選ぶのも手ですが、ぜひ自分の手でブレンドしてアロマを楽しみたいですよね。
今回はそういう方のために、精油のブレンドについてご紹介いたします。
知識はひとまずおいといて、好きな香りを探してみよう
結論から言いますと、組み合わせはどんな精油でも良いのです。
「あ、これいいな」と感じたらそれがご自身の心身が今求めている香り。アロマは香りで心身をリラックスさせるためのものです。
香りの分類
好きな香りの知識を深めたいなと思ったら、まずは香りの分類をお勉強してみましょう!
精油は香りの特徴によって大きく以下の7種類に分類されます。
柑橘系
オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系植物の香りです。
フローラル系
ラベンダーやゼラニウムなどの花植物の香りです。
ハーブ系
ペパーミントやローズマリーなどのハーブ植物がベースとなるさっぱりした香りです。
樹木系
ジュニパーやユーカリなどの樹木がベースとなるウッディでさわやかな香りです。
樹脂系
ベンゾインなどの木の樹脂がベースとなる粘土の高い香りです。
エキゾチック系
イランイランなどの異国を思わせる濃厚な香りです。
同系統の精油は相性が良い
基本的に同系統内の精油であればブレンドする際の相性は良いとされています。
例えばオレンジとグレープフルーツは同じ柑橘系の仲間同士なのでブレンドすると、グレープフルーツの酸味の効いた香りをオレンジの甘い香りで少し弱めてほどよい酸っぱさの香りを楽しむことができるわけです。
手持ちのオイルのカテゴリがわからなかったら?
ご自分がお持ちの精油がどのカテゴリにあたるのかわからない場合もあるかと思います。
しかしあまり細かく考える必要はありません。
もし見聞きしたことのある植物であれば、植物の形や色を思い浮かべて、どんな香りなのかを踏まえて、何となくこのカテゴリかな?という程度で考えて頂くだけでOKです。
絶対にNGの組み合わせはないのですから、慎重にならず気楽にブレンドしてみましょう。
香りの強さでブレンドしてみる方法
精油は香りをかいでみてすぐにツンとインパクトある香りを発するものから、ほんのり立ちこめるような香りを発するものまで、香りの強さは様々。
例えば、ペパーミントはかいでみるとすぐすっきりさっぱりした香りが立ちこめますよね。
一方、ラベンダーはかいでみてもそんなに脳天を直撃するような香りはせず、ほのかにじんわりと立ちこめてきます。
香りの強い精油を1つ、香りの弱い精油を1~2つを組み合わせると香りの強弱のバランスがとれた香りになることもあります。
精油の持つ力はとてもパワフルです。強い香りのものばかりを組み合わせると刺激が強すぎたり、気分が悪くなることも考えられますので避けたほうがよいでしょう。香りの弱い精油と組み合わせる場合も、香りの強い精油の量は1~2滴と少なめにしましょう。
いかがでしょうか?
あまり細かく考えず、心にストレスを与えない程度に気楽な気分でいろいろ試してみてくださいね。