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堂々巡りする思考から抜け出して気持ちを切り替えるための4つの方法



アロマテラピー
ヨガはものごとにとらわれず、頭の切り替えを早くする知恵を授けてくれます。


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刺激を利用して、自分を意のままにコントロールする、というのがヨガの行法です。人間は自分で自分を教育することができます。自分を強くするのも、弱くするのも、清くするのも、醜くするのも他人ではありません。自分なのです。ですからヨガは「自己救済のための行法」であると言えるでしょう。

 

ヨガで心の自己コントロールを

何か心配事などがあった時、過ぎたことにいつまでもこだわったり、気分転換が下手だったり、取り越し苦労をしているようでは先へ進めません。一つの悩みをずっと抱えているのは執着と言い、自己コントロールができていない状態です。このような気質では、時間やエネルギーを無駄使いしてしまうばかりでなく、ストレス性の病気になってしまうかもしれません。ここでは、頭の切り替えをする知恵を学んでみましょう。

 

合掌で意識を切り替える

ヨガのレッスンの始める時、正座になり胸の前で合掌をします。これは心を落ち着けて意識を日常生活から切り替えさせる効果があります。手は「露出した脳」であると言われるくらい神経の集まっている部分ですから手のセンサーを利用して意識を変えることができるのです。また、ヨガでは普段無意識に行う呼吸とは違う、意識的な呼吸(腹式呼吸や、短く強く吐く呼吸など)を行います。これもいつもと異なる呼吸をすることで、心身に刺激を与えて脳の回路を変化させるのです。通常モードとは違う状態にするのですね。

 

気持ちを切り替えるその他の方法

動作を利用する

頭の切り替えをしたい時、両手のひらをパン!と手拍子を打つように思い切り大きな音を立てて合わせます。

 

音を利用する

鈴をシャンシャンと鳴らします。古来から鈴は悪い気(邪気)を払う道具として使われてきました。音によって気持ちだけでなく、場の空気も切り替わります。

 

自分の心を見る自分をつくる

いつもと同じ悩みをグルグルと考えていたり、怒りが収まらない時、その自分の状態を、もう一人の自分に中継させます。「また同じことを繰り返しているなあ。」「相当腹を立てている。気が済むまで怒ればいい。」など、自分の心を、自分の頭の上辺りから見ている自分を設定します。冷静な分身がいれば、いつもの癖に飲み込まれにくいでしょう。

感情に流されたり、悪い癖がついたままにしてはいけません。「ああ、また自分の悪いパターンが出たな」と気づくことが重要です。すぐにコントロールできなくても、気づく→修正する、を繰り返し実践することで、切り替え上手な新しい自分が作られてゆきます。自分を良い方向へ、自分で導けるという自信がつけば生活において挑戦できる事も増えてゆくでしょう。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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