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原因不明の心身の不調…思い込みが悪化を招く「隠れ冷え性」の罠




 
女性に多い冷え性ですが、男性や子供でも冷え性であることも珍しくありません。
「自分は暑がりだから、冷え性ではない」という人も、実は冷え性だったということもあります。
冷え性を誤解していることや、自分の身体の冷えに鈍感になってしまっていることが原因です。


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「冷え性なんて自分には関係ない」という方、一度、自分の身体を見直してみてください。
体の不調の原因は冷え性かもしれません。

 

冷えはさまざまな体の不調を引き起こす

肩こりや首こり、関節痛がひどく、痛みどめの薬を飲んでも、湿布を貼っても良くならない場合は冷え性が原因かもしれません。
冷え性は血行不良が原因。血行がよくないことから肩がこりやすくなり、ひどくなると痛みを伴います。
血が巡らないまま放っておいては、いくら痛みどめを用いても一時のこと、よくなることはありません。
また、疲労感や不眠症を抱えている人も、冷え性体質であることが多いです。
冷え性は症状がひどくなると、自立神経失調症を引き起こします。
体のバランスを保つことが難しくなり、自ら体力を回復することができなくなってしまう状態になってしまうのです。
体に不調を感じた時、痛みのある場所や具合いの悪いところに原因を探しがちですが、これらの症状は冷え性が引き起こしていることもあります。
体調が優れないと心身に強いストレスを与え、さらに血行が悪くなり、冷え性の症状をど更にひどくしてしまいます。
これでは、どんな薬を使用してもよくはなりません。
思い当たる場合、まずは自分が冷え性かどうかを確かめてみる必要があります。

 

冷え性が原因で太ることも

ダイエットがうまくいかない、昔より太ってしまったという方も冷え性である可能性があります。
これはストレスや食生活の乱れから、過食や栄養バランスの悪い食事をとることで、消化機能が弱っている状態なのかもしれません。
消化できないことから脂肪だけがたまり、冷たい脂肪を落とすエネルギーが不足していることが考えられます。
食事制限をすることで、ますます血行不良となり、熱を発することができないので痩せにくくなります。
この場合、痩せることよりも冷え性を改善させなければ、何をしても健康な身体を取り戻すことはできません。

 

心の不調と冷え性にも関係がある

理由もなくイライラしたり、不快感を感じたり、落ち込んだりすることが多い人も冷え性である場合も多いのです。
心と体は影響を与え合う関係であり、体の不調は心にも表れてしまいます。

体温が高い、手足が温かい人でも脈診をや触診で冷え性であることが分かります。
これらのことに思い当たる人は、鍼灸院や漢方薬局などで一度相談をしてみるといいかもしれません。
丁寧に体を診てもらうことで、自分が冷え性かどうかが分かります。
実は多くの人が隠れ冷え性である可能性が高いのです。症状がひどくなる前に、一度確認をしておきましょう。

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