飲むだけではもったいない!ウーロン茶をお風呂に入れて血行改善
ウーロン茶はよく飲まれる方も多いのではないでしょうか。中華料理などにもよく合いますね。
実は、このウーロン茶ですが、飲んでおいしいのはもちろんのこと、お風呂に入れても健康効果、冷え性予防、改善効果が期待できるのです。
ウーロン茶の成分には、「ウーロンタンニン」と言うものがあります。このウーロンタンニンに、水分を保ち、保湿をして肌をしっとりとさせる効果、抗酸化作用、抗菌作用、またカサカサして皮膚がかゆくなりがちな方のかゆみを鎮めてくれる作用、抗アレルギー作用など様々な効果があるのです。
ウーロン茶風呂で皮膚の疾患の緩和
筆者の友人でアトピー性皮膚炎に悩んでいた人がいるのですが、ウーロン茶のお風呂を試してみたところ、かゆみがかなり和らいだようです。夜寝ているときにかゆみがおこることが多く、皮膚を無意識にかきむしって血が出てしまったり、眠れないことも多かったようですが、夜にこのお風呂に入っておけば安眠できるのだとか。
アトピーのせいで膝の裏が黒ずんでいたらしいのですが、それも気長に何度も試してみるうちに気にならなくなったようですよ。
個人差はあるかもしれませんが、皮膚の様々な部分のかゆみが気になるような方は一度試してみても良いと思います。皮膚の疾患が気になる方は、無農薬のウーロン茶など皮膚にできるだけ優しいものを選ぶようにして下さい。
続けてウーロン茶風呂に入ることによって体質改善も期待できるでしょう。
ウーロン茶の血行改善作用で血流が良くなりますし、新陳代謝も良くして、体の悪い部分を再生、修復するような作用もあります。飲んでも、お風呂に入れても、健康効果、温熱効果や保温効果が期待できるウーロン茶。ぜひ活用してみてください。
ウーロン茶風呂の作り方
市販のパックを1~2個やかんに入れてよく煮だしたものを、38度位の少しぬる目のお風呂に入れてください。あとはよくかき混ぜるだけでウーロン茶風呂のできあがりです。飲むためにたくさん作っておいて、余ったものをお風呂にいれても良いでしょう。また、ウーロン茶のパックを家に常備していない方は、ペットボトルや缶に入ったウーロン茶でも結構です。
ウーロン茶ですので、そのままですとタオルやバスタオル、パジャマや衣類、下着などに着色してしまう場合があります。お湯に浸かった後は体をよくシャワーで洗い流すようにして下さいね。
ウーロン茶風呂の残り湯には着色の恐れがありますので、洗濯などには使わない方が良いかもしれません。ご注意ください。