免疫力を強化する簡単マッサージ法「胸こすり」で冷え性を予防！

 
寒い時期になると、免疫力が低めで、しょっちゅう風邪やインフルエンザにかかってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、「胸こすり」です。

免疫力は、年齢を重ねるにつれてどんなに元気な人でも少しずつ下がってきてしまいます。
20歳に比べれば、40歳にはなんと免疫力が半分くらいに落ちてしまうというようなことも多いようです。
やはり年齢には勝てないのでしょうか？
いえ、そんなことはありません。あきらめるのはまだ早いですよ。

マッサージで免疫力をアップ

胸こすりは、このように免疫力がなく、冷えも気になるような方に抜群の効果をもたらしてくれます。
胸の部分にはみなさんご存じのとおり、人間にとってとても大切な心臓があります。
心臓は血液を体の隅々まで運ぶのに大切な役割を担う臓器です。
ですがそれだけではなく、胸の部分には体にとって重要なものが集中しています。
内臓や血管などは意識して自分が動かさなくてもいつも休みなく無意識のうちに働いてくれていますが、意識しなくても働いてもらうために、重要な働きをする「自律神経」などが集まる場所が胸の部分にはあるのです。

ですから、この重要な部分をこすって刺激することによって、体にとって良い効果が得られるというわけです。
では、胸こすりのやり方をご紹介したいと思います。

胸こすりのやり方

１．まず、手を熊手のようにして、肋骨にそって胸を左右にこすります。10～20回行いましょう。
２．次に、両手をグーの形にして、乳房の中央からみぞおちあたりまで上下に10～20回こすります。

1日のうち何回やってもかまいません。気が付いたときに何回かやってみると良いでしょう。
こうしてさすることによって、リンパ球の動きが良くなり、免疫力がアップします。
そしてこの動作を繰り返しながら大きく深呼吸することによって、プロスタグランジンI2という物質が作られます。これは、末梢血管を広げ、血行改善の効果が期待できます。

胸こすりの様々な効果

自律神経も刺激されて鍛えることができるので相乗効果が期待できるでしょう。
手先や足先が冷える方は、寒さを感じた時にこの胸こすりをすると良いでしょう。

体が冷えることによっておこりがちな、更年期障害などの予防、改善効果も期待できるようです。
また、ぜんそくやアトピーが良くなった方もおられるようです。
何事も調子が悪くなってしまってからではなかなか改善しにくいと言う事がありますね。
体が悪くなってしまう前に、予防をすることが大切です。

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