> >

ヘッドマッサージで白髪を予防!頭皮と髪を若返らせる方法



頭皮マッサージ
 
ヘッドマッサージには、インドの伝統医学であるアーユルベーダが起源になっているスタイルのものがあります。アーユルベーダでは、肉体の健康や病気の治癒ばかりでなく、精神の成長や若返りも重要な1分野として施術されます。


スポンサードリンク



 
ヘッドマッサージの若返り効果とはどのようなものでしょう。まず、頭部のコリをほぐして老化を防ぎます。頭皮が柔らかくなれば、強い髪が生える下地ができます。さらに、肩こり、眼の疲れを解消して、視力の衰えを抑えます。もちろん、健康な髪の育成を助けるので、白髪の生成を抑えることも可能です。

白髪が生えてくる原因は何でしょうか。毛髪の色はメラニン色素から作られているのですが、年齢を重ねると、色素細胞の機能が弱くなり、髪の中にメラニンが送り込まれなくなって髪が白くなるのです。マッサージの刺激で、頭や体の代謝を上げることは、細胞の生まれ変わりを促すことなので、白髪を減らすのに効果があるのです。

 

白髪を防ぐためのセルフヘッドマッサージ

ヘッドマッサージというと、頭皮のみをほぐすイメージがありますが、髪の健康のためには、頭部に十分な血液と酸素が供給されることが必要ですので、心臓からの流れがスムーズになるように、首、肩、背中も同時にマッサージをするとより効果があがるでしょう。

毛根部周辺の筋肉をゆるめるために、上背、肩、首のマッサージから始めます。

 

ヘッドマッサージの手順

1、 両手の平をすり合わせて温めます。右の手の平を左の肩に置いて揉みほぐします。首の付け根と鎖骨周りも優しくさすったり、揉んだりしてほぐします。反対左方も右手で同じようにほぐします。

2、 右手で左の上腕筋(肩から肘にかけて)を揉みほぐします。反対の右腕も同じようにほぐします。

3、 手を首の後ろに当てて、揉みほぐします。首の付け根周りも緩めるようにほぐします。

4、 親指で首から頭の付け根にかけて、下から上へ押しながら指圧します。

5、 ここで、オイルがあれば、適量を頭頂に垂らし、そのまま頭全体にまんべんなく伸ばします。両手10本の指を、包むように頭に沿えます。側頭から頭頂にかけて頭皮を指の腹で押し上げるように揉みます。

6、 頭部全体を軽やかに指で叩き、次に拳をつくって、ぽんぽんと叩きます。

7、 側頭部の上部を指でつかみ、上へ頭皮を持ち上げます。頭皮が良く動くのを感じます。

8、 両手で髪をつかみ、上へ引っ張り上げます。特に頭頂周辺の髪をまとめて持ち上げます。髪を強くして、血行を刺激し、頭皮の緊張が取れます。髪の根元をつかんで、頭皮が前後2センチほど動くのが理想です。

9、 耳の周りを刺激します。人差し指と中指で耳を挟んで根元をこすります。次に手の平を耳にふたをするように当てて、押しながら耳を上下に動かします。耳の、特に下をほぐすことで、血液の滞りを解消することができます。

10、 最後は頭に手の平と指を当てて、息を吐きながらゆっくりと押して圧をかけます。

ヘッドマッサージは、緊張している時にはリラックスでき、弛緩している時はリフレッシュできます。白髪の増加にはストレスや疲労の蓄積も関係してくるので、メンタルを安定させることは非常に重要です。アンチエイジングは体のみならず、生き生きとした精神を保つことも含まれるからです。老化は年の数ではなく、心の活力が失われた時にはじまるのです。

 

慣れたら一歩進んだ頭皮マッサージを

マッサージを行う時の刺激の方法も、慣れてきたら少し変化をつけてみましょう。指の腹や手の平で押すのが一番簡単ですが、指で押しながら円を描くように揉んだり、頭皮をつかんでこねるように揉んだりするとより深いマッサージの効果が得られます。頭部全体を円を描くように揉むと髪のコンディションが良くなりますし、つかむ刺激は頭皮の表面に栄養を行き渡らせます。

 

塩を利用したスカルプケア

頭皮を健康にすることに関連して、シャンプーの方法も工夫して行います。ここでは、どの家庭にもある塩を利用するスカルプケアをご紹介します。塩は天然塩の方がミネラルが豊富に含まれているため、好ましいでしょう。皮膚表面の老廃物を押し出して、皮膚呼吸をしやすい状態になりますし、血液循環を良くして新陳代謝を促進する作用も期待できます。

入浴時に、お湯に塩を溶かして、頭を浸けながら頭皮のマッサージを行います。発汗しているので、とても汚れが落ちてきれいになります。マッサージ後は、丁寧にすすいで塩を洗い落とします。

 

白髪を染めるならヘナで

白髪があるのは気になるので、染めてみたいという方は、同時に頭皮のトリートメントもできるヘナに挑戦してみましょう。

ヘナは、木の葉を乾燥させて粉末にしたハーブの一種ですが、髪を染めてくれるだけでなく、傷んだ髪を修復するコンディショナーとしても優秀ですし、頭皮改善にも役立ちます。

日本人の白髪だと、大抵オレンジがかった茶色になります。キューティクルを保護して紫外線や汚れから髪を守ってくれるので年齢や白髪の量にかかわらずぜひ試してみたいトリートメントです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

Comments are closed.