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O脚改善グッズは効果なし?!~サポーター、サンダル、インソール



足元
 
美容雑誌や美に関するコマーシャルが溢れかえっている現在、エステやスキンケアによるお肌のメンテナンスや、ダイエットなどによる体重管理に精を出しているという女性の方はかなりの数に上るのではないでしょうか? 食べるものや運動に気を付けてみたり、高級化粧品でメイクからスキンケアまで取り揃えてみたり……。


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こういった努力は決して無駄ではありません。日々重ねた努力は必ず、自身の肌やスタイルに何某かの結果をもたらしてくれますし、その努力そのもののが女性としての意識を高めてくれるからです。
しかし、灯台下暗し、との言葉にもある通り、意外と見落としているものが足元にあることをご存じですか? それは女性だけでなく多くの方が抱える、さして珍しくないトラブルです。

 

O脚が引き起こす弊害

O脚――こう聞いて、なんだそれか……と思った方、ちょっと要注意ですよ。
O脚とは、両足の間に隙間がある、ただそれだけの症状を言うのではありません。O脚の足が外に向かって曲がって見えるのは、骨が問題なのではなく、毎日の積み重ねの生活習慣により筋肉がゆがんで骨格を支えられなくなるのが原因です。これにより体のあちこちに不調を生じることが多くなり、その結果姿勢が乱れ、余計な部分に贅肉がついてしまう、細いのになんだかバランスが悪い、といったような印象を与えるスタイルになってしまうのです。

スタイルの良さというのはただ細ければいいというのではありません。どんなに細くても姿勢が悪かったり余計な部分にお肉がついたりしている身体は、やはり美しいとは言い難いものです。この機会にO脚を軽視することを止めて、まずは足元から整えていってみませんか?

 

O脚を改善する方法

O脚の改善のための方法としては大きく3パターンあります。
まずO脚改善のために販売されているグッズを使う方法、次に整体やカイロプラクティックに通う方法、そして生活習慣を見直す方法です。

方法は3パターンあるものの、「整体に通うには時間がない」「生活習慣を見直そうにもクセになっていて無意識のうちにしてしまう」などの理由により、なかなかO脚の改善へと踏み出せない方もいらっしゃるかもしれませんね。では今回は、一番お手軽に始められるO脚改善グッズについてお伝えしましょう。

 

O脚改善グッズ

O脚改善グッズはたくさんの種類が発売されていますが、これも大きく分けると2種類に大きく分類されます。

 

サポーター

1つ目は膝の部分がくっつくようにしてひざ下を固定するサポーターグッズです。このサポーターは使用中は立ったり歩いたりができなくなるため、基本的には座った状態で使用する形になります。テレビを見たり読書をしたりしている最中に、これを巻いておくだけ。最も楽に使える改善グッズと言えるかもしれません。

しかしこのタイプは、先に述べたような疲弊して骨格を支えきれなくなっている筋肉のねじれを改善してくれるわけではありません。見方を変えれば、ただ開いている足を閉じた状態にするためのグッズでしかない、とも言えます。毎日きちんと使用することで、足を閉じている状態をクセ付けられたらもしかしたら、とは思いますが……。いやしかしそれでも、内側のねじれを改善するような構造でない以上、立っている状態で足を真っ直ぐにするには相当な苦労が必要でしょう。

 

サンダル、インソール

では、改善グッズのもう一つのパターン、サンダルやインソールなどの足裏から働きかけるタイプはどうでしょう? こういった種類の改善グッズは、足の側面から内側に向けてやや斜めに傾斜が付くような形で作られていますので、履くだけで体の中心に体重が集まるようになります。これにより足のねじれを治そう、という改善グッズですのでその効果には一定の期待ができるのではないでしょうか?

履き始めは、違和感や動き辛さを感じるかもしれませんが慣れれば日常生活に支障はないでしょう。ただし注意点として、もともと足首に捻りクセがある方は人一倍気を付けること、それからあまりに古くなるまで履き潰さない、ということを覚えておきましょう。

捻りクセのある足首は、本当に些細なきっかけでグキッとなってしまいます。足を捻ってしまってはきちんとした歩行にも弊害が及びますので、こうなった場合には改善サンダルやインソールは使わないようにして下さい。

そして、あまりに古くなる前に取り換えるべき、というのはやはり使うことによってサンダルもインソールも擦り減ってくることに原因があります。人には各個人歩き方のくせというのがあります。自分では真っ直ぐ綺麗に歩いているつもりでも、知らず知らずのうちにガニ股になっていたり極度の内股だったり……そういったことの影響は全て靴に表れてくるのです。こういったクセによって擦り減ってしまったサンダルやインソールには、本来の働きを期待することはできません。むしろ妙なクセが付いている上に普通ではない傾斜が重なって、腰や股関節を痛めたりする危険性さえあります。

そんなに使ってないし……と本人が思っている以上の負担が靴にはかかっています。
折角改善グッズを使ってO脚にサヨナラしたいのなら、そのグッズの寿命も視野に入れて使ってあげるといいですよ。

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