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美肌を作る抗老化ホルモン「DHEA」を減らす3つのNG生活習慣




 
体内で分泌されているホルモンは、アンチエイジングと深く関係していることがわかっています。その中でも注目されているのが、DHEAというホルモンです。

若々しくいるためにはDHEAレベルが高い必要があることがわかっています。しかし、生活習慣によってはこれが大きく下がってしまい、身体の老化が早く進んでしまうのです。


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そこで、DHEAとアンチエイジングの関係、そして高いDHEAレベルを維持するために避けたい生活習慣について、この記事ではお教えしましょう。

 

DHEAが減ると、老化が進む

年齢を重ねるごとに、肌がかさつき、シワが増えて、頭の働きも悪くなり、そして筋肉が衰えてきてしまいますよね。これらは全部、老化とともに起きるDHEAの減少が関係しているんですよ。

DHEAとは、副腎皮質から分泌されているホルモンのことをいいます。このホルモンは、身体の様々な機能に深く関わっている、とても重要なホルモンなんです。

 

DHEAの働き

若々しい肌を維持するためには、十分なコラーゲンの量、そして皮脂の分泌量が欠かせません。しかし、DHEAが減ると、このどちらも減ってしまうことがわかっているんです。

DHEAは、コラーゲンを作り出す遺伝子にスイッチを入れる役目をしています。このため、DHEAの分泌量が少なくなると、コラーゲンが作られる量が減っていってしまうんです。年を重ねるとシワが多くなるのは、DHEAの減少が原因の一つとしてあるんです。

皮脂は、多すぎれば顔のテカリやニキビの原因となります。しかし、肌を守る天然のクリームの役目もしているので、健康的なスベスベ肌のためには必要なものなんです。

皮脂の分泌は、男性ホルモンである「テストステロン」によってコントロールされています。DHEAはこのホルモンの元となっているので、DHEAが減れば男性ホルモンも減り、皮脂も少なくなり、結果としてカサカサ肌になってしまうんです。

 

DHEAが減少する原因は、生活習慣にあり!

DHEAは年齢と共に分泌量が減少してしまいますが、普段の生活習慣もDHEAの減少と大きく関係しています。どんな機械もメンテナンスを怠れば壊れてしまうのと同様に、生活習慣が悪いと副腎皮質もDHEAを上手く分泌できなくなってしまうのです。

以下では、DHEAの減少と深く関係している生活習慣をお教えします。もしもあてはまるものがあったら、今日からでも改善していきましょう。

 

NG生活習慣1. 糖質の取りすぎ

砂糖や炭水化物の摂りすぎはダイエットに良くないという話は聞いたことがあると思います。しかし、DHEAの減少にも深く関係しているので、注意が必要です。

糖質を摂ると、血糖値が上がるのでインスリンが分泌されますよね。しかし、インスリンが分泌されると、DHEAの分泌が少なくなってしまうんです。特に甘い物や炭水化物は、血糖値を急激にあげてしまい、インスリンの分泌量を急上昇させてしまうので、DHEAの減少の大きな原因となってしまいます。

更に、糖質の取りすぎはDHEAを分泌する副腎を疲れさせてしまいます。糖質は、体内で分解される時にビタミンとミネラルを多く消費してしまいますので、副腎がそれらの栄養素を使うことができなくなってしまい、副腎疲労の原因となってしまうのです。

 

NG生活習慣2. ストレス

ストレスは身体に良くないことばかりですが、DHEAの減少の原因ともなってしまいます。

ストレスを感じると、ストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌されます。このコルチゾールの元となるのが「プレグネノロン」というホルモンなのですが、このホルモンはDHEAの原料ともなっているのです。

ストレスによってコルチゾールが大量に作られてしまうと、DHEAのために使えるプレグネノロンが少なくなってしまいます。そのため、ストレスをいつも感じていると老化が早く進んでしまうのです。

更に、ストレスによって、抗酸化作用を持つビタミンが大きく消費されてしまいます。すると、副腎疲労の原因となってしまい、これによってもDHEAの分泌量が少なくなってしまうのです。

 

NG生活習慣3. 寝不足

パソコンやスマホをいじっていたりすると、ついつい夜遅くまで起きてしまうことってありますよね。しかし、夜遅くまで起きていると、副腎疲労が進んでDHEAの分泌量が少なくなってしまいます。

睡眠は、身体全体の疲労を取るのに欠かせません。そしてそれはもちろん、DHEAを生み出す副腎も同様なんです。寝不足が続くと、副腎が疲れてしまい十分にDHEAを分泌できなくなってしまい、結果として老化を早めてしまうんです。

寝不足だけでなく、夜更かしも副腎疲労の原因となってしまいます。私達の身体には、「夜になったら寝て、朝になったら起きる」という自然のサイクルが備わっていますので、これに反したことをすると身体のリズムが崩れてしまいます。すると、睡眠の質も悪くなってしまい、結果として寝不足になってしまうのです。

 

副腎疲労の人の特徴

副腎が疲れている人は、病気とまではいかずともいくつかの症状が見られます。

 
・とにかく疲れやすい
・手の震えや動機
・立ちくらみ
・朝起きられない
・物忘れがひどい
・集中できない
・無気力
・コーヒーや、塩分を好む

 
これらの症状に心当たりはありませんか? もしいくつかあてはまるのなら、あなたの副腎は疲れているかもしれません。副腎が疲れていては、アンチエイジングの要であるDHEAの分泌量が少なくなってしまい、身体の老化をどんどん早めてしまいます。いつまでも若々しくいたいと思うのなら、早めの対策をしましょう。

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