ヨガの効果に愕然！ダイエット目的のはずが体調まで良くなる理由とは

 
ヨガはダイエットに効果的です。その上ダイエット中のストレスも発散できます。なんて素敵なのでしょうか！　もちろんダイエットの必要がない方でも、身体のラインをきれいに保つ効果は抜群にあります。
ではどうしてダイエットに効果的でありながら、ストレスとも向き合うことができるのでしょうか？
ヨガでダイエットに成功した人は、リバウンドも少ないんですよ。それはきっとストレスとうまく付き合えたからではないでしょうか？
ヨガダイエットの秘密をご紹介したいと思います。

1. 姿勢が良くなる

やみくもに体重を減らすことを目標にするのではなく、自分の身体のどの部分に余分なお肉がついてしまっているのかを把握しなくてはいけません。
そのためには、まず正しい姿勢を確認しておきましょう。
「ダイエットするぞ！」という集中力、意欲などのエネルギーを注ぐことができる体勢を作りましょう。

エネルギーは身体のどの部分を通るのでしょうか？　ヨガでは背骨を通って上昇していくと考えられています。
尾てい骨から続く背骨が気持ちよく伸びている状態が、エネルギーが最もよく通る状態ということですね。
かだ、背骨を伸ばすことに意識が向きすぎて、肩や首、のどなどに力が入ってはいけません。そうすると呼吸が浅くなり、エネルギーの通りは滞ってしまいます。
常に気持ちの良い背骨の伸びを意識しておくことが、なによりも大切です。

2. 食欲がコントロールできるようになる

食欲を抑えようと思うと、気が重くなりませんか？　食べたい時に、食べたい物を食べたいだけ食べる。それは至福の時間ですよね。けれど、もし今ダイエットを目標にしているのであれば、この気持ちと向き合わなくてはなりません。
余分な脂肪がつく理由は、「食事の量」ではなく、「食欲の量」が問題なのです。その食欲の量を左右しているのは、実はストレスです。ストレスをうまく付き合うこと、もしくは解消することで、食欲の量を抑えましょう。
ヨガのポーズで根本的なストレスを解消し、原因となる出来事にも心にも向き合うことが出来ます。肥満の根本解決は、ヨガで無理なく行うことが出来ます。

3. 骨盤の歪みが解消され、贅肉が落ちる

食欲の量を抑えるだけでなく、脂肪のつきやすい下半身にも注目してみましょう。
人体はおへそまでが地面に埋まっている植物に例えられることがあります。
上半身を骨盤が支え、骨盤を脚が支えて身体の安定は保たれています。おへそから下が地中に埋まっている根っこのイメージができますね。
骨盤と股関節、つまり根っこの部分が歪んでいると、地上に出ている部分にも歪みが生じます。歪みがある地中からは十分な活力が生み出されないので、背骨を通して力強いエネルギーが上昇していきません。そのため代謝が低下してしまい、下半身にぜい肉がついてしまったり、体型が崩れてきてしまいます。

骨盤の歪みの原因は周囲の筋肉や靱帯の緊張や癒着によるものです。
緊張や癒着はこりや痛みになって表れます。そういった部分をヨガのポーズで無理なくゆっくりとほぐしていくことで、緊張がほどけて、骨格の歪みや癒着が解消していきます。
すると、ぜい肉だった部分にも見違えるように柔らかくしなやかな筋肉がついていくという訳です。

正しい呼吸により自律神経が安定する

「食欲の量」を減らすためには、やはり心の平穏が必要です。そのためには、自律神経の働きを安定させておかなくてはなりません。
自律神経を安定させる方法はヨガの呼吸にあります。
ポーズを取りながら連続した呼吸をすることで、呼吸筋をリラックスさせ、深く安定した呼吸が得られるようになります。

また、ヨガの呼吸法は内臓にも刺激し、姿勢を正しく行うことで、内臓機能を活性化させます。
ヨガのポーズを行うことで、呼吸筋をリラックスさせながらも、内臓を刺激して活性化させる。この絶妙なバランスがヨガのダイエット効果なのです。
最終的には自律神経に対して良い影響を与え、機能も安定していきます。

モチベーションがアップする

ヨガを行い、ダイエットの効果も見えてきます。そうすると、痩せることだけでなくヨガの奥深さや心地よさも見えてくると思います。
一度これらのサイクルに入ると、もう大丈夫です。
いつの間にか、おまけでダイエット効果になっているのではないでしょうか？
ヨガを楽しく行っているうちに痩せちゃった。そういう人が多いのは、そのせいだと思っています。そして、リバウンドが少ない理由もここにあると思います。

最初のエネルギーはダイエットに集中している。入り口はそれで十分だと思います。けれど、ヨガの世界は中に入ってからが面白く、一生続けていくことが出来ます。ヨガを続けることで見つかる目標もまた、あると思いますよ。

ストレスの芽を断ちましょう

もし、痩せようと思うことがストレスになってしまっているのであれば、その芽も断ってしまいましょう。ヨガをいきなり始めることが難しい場合は、楽な姿勢で、深くゆっくりと呼吸を繰り返してみてください。
そして、心と身体の声に耳を傾けてみてください。何の為にどうやって、どの部分をどうしたいのか。
何に今辛い気持ち、ストレスを感じているのか。
それも立派なヨガ的自分との向き合い方だと思います。

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