生活の中にヨガを取り入れよう！毎日継続するための4つのヒント

 
まず、毎日ヨガのレッスンに通うのはとても難しいと思います。スタジオがどこにあるかも重要になりますし、荷物や着替えも大変です。インストラクターさんなどプロの方以外は難しいと思います。私は他にやらなくてはならないことがたくさんあって気になってはいるけれど、何とか時間を作って気持ちを奮い立たせて行くこともしばしばです。
自分にはヨガの時間が必要だと分かれば、何とか時間を作りますが、そういう気持ちになるまでは、難しいですね。

 
そんな状態でもヨガを続ける良さは分かっているのだけれど……。という方も多いと思います。
そんな方も、時間が作れてスタジオに通える方も、より一層ヨガを身近に感じてもらえるように、毎日続けられるコツのようなものをお伝えしたいと思います。

 

1. 自分がやりたいポーズを自由に選ぶ

もし、まだどのポーズを取れば良いか分からないという方は、まずまっすぐ立って姿勢を正し、呼吸をしてみてください。
レッスンや自宅で観た本やDVDのことを思い出してみてください。何となくこんなポーズがあったなと思ったら、そのポーズを行ってみてください。

自信がないなと思ったら、気持ちよいと思う姿勢で座禅、あぐらを作って座り、軽く目を閉じて再び深い呼吸を行ってみてください。
これはヨガの瞑想の時間です。
その時、どこか身体が痛んだりしていませんか？　もしそういう箇所があれば、ゆっくりとその部分を伸ばしてみてください。頭をゆっくりと左右に倒し、首の筋と肩の筋肉をほぐしてみても良いでしょう。

このポーズを必ずやらなければならないということではありません。
自分の身体と心が求めるポーズをとることが何よりも気持ちよく、また長続きさせるコツです。

ポーズがいくつか思い出せる方は、いくつかポーズをつくってみましょう。日によって、時間帯によって、気持ちが良いと思うポーズが違うかもしれません。それは、気持ち良いと思うポーズを自分が欲しているのだと認識しましょう。
そうすることで、自分の身体の不調を知り、ヨガによって改善していきましょう。

教わっていなくても、本やDVDを観て真似してみることも大切です。その中で自分に必要なポーズを自分のペースで探る楽しみもまた、続けていくコツです。

 

2. 朝のヨガを習慣にする

朝は身体が起きていない状態なので、ぜひこの時間帯に身体を動かしてみてください。代謝が低下しているので、思うようにポーズが作れないかもしれませんが、だからこそ朝が良いのです。1日1ポーズで良いので朝にヨガのポーズを作る。この習慣が身体と脳に良い刺激を与えます。
「1日の始まりの朝が変われば、午前中が変わり、午前中が変われば1日が変わる。その積み重ねで人生だって変わる」
そう思うことで生き生きとした日々を過ごせるようになります。こういった達成感や希望、自信を持つことも、ヨガを毎日続けるコツです。

 

3. 姿勢を正すことを意識する

ヨガのポーズは瞑想のための姿勢作りと言われています。そう考えると、日々の生活の中の隙間時間でも取り入れることが可能なのではないかなと思いませんか？
姿勢を正すことも毎日ヨガを行っていることになるわけです。
ポイントとしては、肩、首、みぞおち、胸の力を抜き、ゆったりとリラックスした状態にしておくこと。上半身に力を入れないことが大切なポイントです。背骨をしっかりと伸ばすために、下腹部の安定をはかりましょう。
下腹部の安定感を得るためには、会陰部の引き締めが必要です。この感覚はおしっこを我慢している時のような感じに似ています。

椅子に座った状態でもこのポーズを作ることはできます。電車で座っていても可能です。大切なことは、状態のリラックスと下腹部の安定です。この二つが意識できていれば、背もたれにもたれなくても、気持ちよい姿勢をキープすることができます。まずは通勤時、仕事中の姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。いちどこの姿勢を実感すると、気持ち良いと感じていただけると思います。この気持ちよいと感じることも、続けるコツです。

 

4. 疲れたときにヨガの呼吸を

姿勢をサポートするのは呼吸です。まず、吐く息で上半身の力が抜けていることを確認してみてください。肩はどうですか？　首はどうですか？　顎が前に出ていませんか？　会陰部を引き締めて下腹部を安定させましょう。そうすることで、骨盤が起き、正しい位置に背骨が伸びてくれます。その状態で息を吐ききってみましょう。
下腹部を凹ませたまま、背筋を伸ばして胸で息を吸います。
この呼吸を、疲れたなと感じた時などに行ってみてください。
ヨガの時間にだけヨガの呼吸をするのではなく、毎日いつでもどこでもヨガの呼吸をしてみてください。
そうすることで、姿勢が変わり、気持ちが変わり、心の持ち方が変わってきます。そういった変化がすぐに分かるというのも、ヨガを隙間時間に楽しめるコツです。