ストレスで顔や体が老ける?!ストレスの原因になる6つの意外なコト

 
健康を崩す多くの原因が、感情面にあるということをご存知ですか？　ストレスが溜まっていると、身体の機能が落ちてしまい、病気や老化の原因となってしまいます。さらに、心が健康でないと、身体を不健康にしてしまう行動を取りやすいということも、研究からわかっているのです。

 
ストレスが溜まれば、心が不健康になり、身体が不健康になり、そして身体がどんどん老化していってしまいます。しかし、とても多くの人が普段気付かない形でストレスを溜めてしまっているのです。ここでは、生活の中でストレスの原因となっている、意外な物事を6つご紹介します。

 

1. スマホ

今となってはほとんどの人が持っているスマートフォンですが、これが多くの女性の大きなストレスの原因となっています。

一つ目の理由が、メールやLINE、そしてFacebookといったSNSです。これらを良く使う女性は、「友達からのメッセージを常に確認していなきゃいけない」「SNSをいつもチェックしていなきゃいけない」という強迫観念に囚われがちです。そのせいで、一人で落ち着いてリラックスすることができなくなってしまうのです。

二つ目の理由が、仕事とプライベートの境界線がなくなってしまうことです。スマホによって仕事のメールもチェックしやすくなってしまったので、プライベートに仕事が入ってきやすくなってしまったのです。そうすると、仕事が終わっても完全にリラックスすることができず、ストレスが溜まってしまうのです。

 

2. 睡眠不足

自殺者のほとんどが、睡眠不足であることがわかっています。そして彼らの平均の睡眠時間がおよそ5時間だということもわかっているのです。

睡眠は、ストレスの解消に重要な役割を持っています。睡眠は身体や心の疲れを取り除き、記憶や感情の整理を行います。しかし、睡眠が不足しているとこれらができなくなり、ストレスが溜まってしまうというわけです。

2004年にアメリカで行われた研究でも、普段より60～90分ほど多く眠るだけで、ストレスレベルが下がって心が健康になるということがわかっています。

 

3. 糖分の摂りすぎ

疲れた時やストレスが溜まっている時ほど、甘い物が食べたくなります。しかし、スイーツは心の状態を不安定にし、逆にストレスを溜めてしまう原因となるんです。

その理由は、血糖値の乱高下にあります。甘いものを食べると、その糖分が一気に吸収されてしまうので、すぐに血糖値が上がり、そしてすぐに下がります。このように血糖値が不安定だと、身体がストレスに対応できなくなってしまい、すぐにストレスが溜まります。

また、心の状態も不安定になってしまいます。先ほどまですごく幸せだったのに、小さなことで1分後には大泣きしたり、激昂してしまう――そんな経験はありませんか？　もし心当たりがあるとしたら、糖分の摂りすぎが原因かもしれません。

 

4. 騒音

耳につく電車の音や、車の音、街中で流れる爆音の音楽、こうした騒音は全て、気づかない内にあなたのストレスの原因となっています。騒音を聞くと、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され、ストレスが溜まってしまうのです。都会に住んでいれば、それだけで騒音に晒されることになり、どんどんストレスが溜まってしまうのです。都会の人ほどイライラしているというのは、騒音にも原因があるでしょう。

対策として、もし騒音がある場所に出かけるときには耳栓をしましょう。それだけで騒音を遮り、受けるストレスも低くなるはずです。

 

5. ネガティブ思考

「こんなことがあったらどうしよう」「あの人、実はこういう風に思っているんじゃ」「自分はやっぱりだめな人間だ」――こういったネガティブ思考は、全てストレスの原因となります。

ネガティブ思考をするだけで、人間の脳はストレス反応を起こすことがわかっています。ストレスホルモンが分泌され、心と身体の両方にストレスが溜まることとなるのです。

ネガティブ思考の大きな原因は、習慣にあります。ネガティブな考え方をする人ほど、そういう風に考えるような習慣を身に付けてしまっているのです。なので、自分がネガティブなことを考え出したら、意識的にポジティブに考えるようにしましょう。そうすれば、少しずつネガティブ思考の習慣を変えることができます。

 

6. ニュースの見すぎ

ニュースで報道されることは、大概悪いことばかりです。殺人事件や事故、そして政治のことについてなどなど、怖いことや腹立たしいことばかりが報道されています。

こうしたニュースを読んだり見たりするだけで、人のストレスレベルが上がることが分かっています。そうした恐ろしい状況を経験しなくても、知覚するだけでストレスホルモンが分泌されてしまうのです。特に女性の場合は、男性よりもニュースからのストレスを受けやすいということがわかっています。

特に今は、スマホがあるのですぐに色々なニュースの情報が入ってきます。なので、以前よりもニュースのストレスを受けやすい状況にあると言っていいでしょう。ニュースからの余計なストレスを受けないために、テレビやスマホからの必要以上のニュースは減らすように努力しましょう。