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喉の痛みや鼻水・鼻づまりの解消に活躍するアロマレシピ



花粉症
 
のどに痛みがあるのは、異物がのどから身体の中に入ってこようとしているサインです。しかし、のどの免疫力が低下していると、痛みが激しかったり、違和感があったりすることが増えます。また痰が絡んで声が出しづらくなったりもします。そこで、アロマを活用して痛みを和らげるのをおすすめします。アロマならば副作用もありませんし風邪の予防や気管支炎の予防につながります。初期症状を見逃さず、こまめに不調を解消しておくことが重要です。


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うがい薬として使えるアロマ

のどの痛みを軽減したかったら、まずはうがいをしっかりしましょう。精油は皮膚につくとかぶれることがあるので、水コップ一杯に対して精油は1滴程度にしてください。また、子どもは上手にうがいできないケースが多いので、蒸気吸入させる方が安全です。おすすめのアロマは、青森ヒバやティートリー、サンダルウッド等になります。

サンダルウッドは、古くから肌のお手入れに活用されてきたアロマです。乾燥肌が気になる人にはうるおいを与えてくれますし、老化肌にも効能があります。肌の調子を整えてくれるだけでなく、精神を安定させてくれるアロマです。皮膚トラブルに有効なだけでなく、その香りは古来より珍重されてきました。ことわざの一つに、「栴檀は双葉より芳し」という言葉があるのですが、栴檀とはつまりサンダルウッドのこと。幼い頃から秀でた人のことを褒めた言葉です。我々にはお寺の香りだったりお線香の香りとして親しまれています。本来は防虫目的で使用されてきましたが、江戸時代の頃には、美容パックとして白檀の粉末を活用していたという記述も残っています。

 

痰の排出を助けるアロマブレンド

痰が出るのは身体の中に入り込んできたウイルスや異物を粘液が絡めとっているからです。異物が多いと痰になるので、上手に排出を手助けしてあげることが重要です。ただ、刺激が強いと逆効果で辛さを解消できません。精油は少量の使用で様子を見ながら使いましょう。蒸気吸入するときは、香りを直接的に嗅ぐことになるので、精油は少なめでも充分効能を体感することができます。おすすめのアロマレシピは、ユーカリ・ラディアタ×ラバンジン、もしくはゲットウ×トドマツ等です。

ラバンジンは、ラベンダーとスパイクラベンダーの交配種です。香りや成分は二つのアロマの中間的な特徴を有しています。ストレス緩和に役立つほか、風邪や筋肉痛のケアにも使える万能アロマです。一つだけできてしまった吹き出物につけてニキビの繁殖を防ぐことができるのも魅力のアロマ。残り香は少ないので周りに迷惑をかけないのが使いやすさに結びついています。多くの精油と相性がいいうえに、アロマブレンドのバランスをとってくれるので、なんとなくブレンドが決まらないときにはラベンダーを調合してみることをおすすめします。

 

鼻水、鼻づまりに効果的なアロマ

細菌やウイルスが鼻に入ると鼻づまりを起こしたり鼻水が出てきたりします。鼻孔内で炎症が起きると副鼻腔炎となり、倦怠感が起こることがあります。症状が悪化しないように、早めに保温ケアを行うことをオススメします。まず、鼻がつまると感じるなら、タオルを使った温湿布が向いています。目に入らないように注意をしてください。温湿布に向いているアロマは、ロー・ベルベノンやペパーミント、ハッカ等になります。

ローズマリー・ベルベノンは、他のローズマリーよりもベルベノンという成分が多いアロマです。ベルベノンが多いので、より呼吸器系のケアやスキンケアに向いています。アンチエイジングや脂性肌のケアに適していて、肌に透明感や活力を与えてくれます。頭皮のケアやセルライト除去にも使えるので、最近は美容業界でも注目されているアロマです。また、目が冴えるだけでなく、身体のさまざまな機能を高める作用が医学的にも注目されています。脳や肝臓機能の向上が期待できると言われています。集中力を高めたり、疲労を癒やしたりなど多機能なアロマの一つです。

 

副鼻腔炎のケアに使えるアロマブレンド

副鼻腔炎に罹ると顔面に痛みを感じることがあります。粘液溶解作用のあるアロマを使って、鼻や頬のあたりをフェイシャルオイルでトリートメントしていきましょう。指の腹を使うことで優しくトリートメントすることができます。くるくると小さな円を描くようにするのがポイントです。おすすめのアロマレシピは、ユーカリ・ラディアタ×ラビンツァララバンジン×パルマローザローズマリー・ベルベノン×レモン等です。

ラビンツァラは、樹木系に含まれるリフレッシュ効果の高いアロマです。マダガスカル原産のクスノキ科の植物で、枝葉からアロマを抽出します。シネオールなどが主成分で、免疫力強化の作用もあることで注目されています。原産地であるマダガスカルでは、葉っぱを湿布薬にしたりお茶にしたりと日常的に活用されています。ユーカリなどに似た香りですが、甘みもあり芳香浴にも向いているアロマです。リモネンが主成分のラベンサラというアロマと勘違いされることが多いので注意が必要です。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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