妊娠中や授乳中でもフラバンジェノールのサプリを飲んでいい？

 
女性の体はデリケートで、毎月の生理周期とともに女性ホルモンが少しずつ変化し、健康を維持しています。
そんな女性の体が一番変化するのが、妊娠、出産、産後の授乳期です。

特に産後の授乳期は、出産で体力を消耗した後に、不眠不休の赤ちゃんのお世話が始まったばかりで、心身ともに負荷の大きい大変な時期です。しかも妊娠、出産で女性ホルモンも大きく変動し、アンバランスになりがちなデリケートな時期でもあります。

 
そんな時期こそ、フラバンジェノールの優れた健康効果を摂取して乗り切って行きたいところですが、妊娠中や授乳期にフラバンジェノールのサプリメントを摂取することは大丈夫なのでしょうか？
フラバンジェノールの女性の体に嬉しい健康効果をふまえて、ご説明していきたいと思います。

 

女性の健康維持にもフラバンジェノールを

ビタミンCの600倍ともいわれる高い抗酸化作用があることから、シミ、シワ、ニキビなど、女性のあらゆる肌の悩みに効果があることで人気のフラバンジェノールですが、その実力は美肌だけでなく、女性の健康維持にも優れた効果を発揮すると言われています。
例えば毎月憂鬱に感じている人の多い生理痛や、めまいや頭痛、イライラなどの月経前症候群の改善、子宮筋腫、子宮内膜症の症状の軽減など、その効果は多岐に渡るものです。

生理痛や月経前症候群の主な原因は、冷えやストレスなどの原因による血流不良です。
しかしフラバンジェノールのサプリメントを摂取し続けることで全身の血流を改善することができれば、子宮内の血流も良くなり、冷えにくく、これらの症状が軽くすむ体へと改善していくことができます。
また、不妊治療をしている人も、フラバンジェノールのサプリメントを摂取することで、血流を改善し、冷えにくくより妊娠しやすい体質を目指している人も多いようです。

そんな女性の体にとって嬉しい効果がいっぱいのフラバンジェノールですが、怪我や病気で医師の治療を受けている人は、自己判断で摂取するのを控えなければいけません。
血液がサラサラになり血流が良くなるということは、怪我をしている部分や出血しやすい状態の場所の出血を促すことになる可能性があるからです。

しかし健康な女性にとっては、問題なく摂取し続けることができる成分です。
副作用の報告も無く、安全性の高い成分であるフラバンジェノールは、健康維持のためにも積極的に毎日の生活に取り入れていきたい成分です。

 

妊娠中、授乳中は医師に相談を

筋肉量が少なく脂肪が多めで、下半身の真ん中に子宮という臓器がある女性は、どうしても男性と比べて体が冷えやすい構造になっています。
「冷えは万病の元」とも言われるように、健康な女性だけでなく、妊娠中や授乳中の女性にとっても、冷えは気を付けなければならないものです。
そんな女性にとって、冷えが解消できて美肌にもなれるフラバンジェノールは、ぜひ毎日摂取していきたい成分ですが、妊娠中、授乳中の人は自己判断で摂取するのを避けた方がいいようです。

フラバンジェノール自体は安全性の高い成分で、副作用の報告も無いとされていますが、妊娠中、授乳中の体はとてもデリケートなものです。
サプリメントを販売している会社によっては、妊娠中や授乳中のフラバンジェノールの摂取を「問題ない」と回答している会社もありますが、多くの会社は医師や薬剤師の指示に従って摂取することを推奨しています。
安全に摂取するためにも、妊娠中、授乳中でフラバンジェノールをどうしても摂取したい場合は、必ず産婦人科の医師や薬剤師に相談した上で、許可を得てから摂取するようにしましょう。

 

フラバンジェノール配合のお茶や飲み物の安全性は？

フラバンジェノール配合の商品は、サプリメント以外にも、お茶やドリンクなどがあります。
スーパーやドラッグストアなどでも販売されているものもあるので、サプリメントよりも気軽に飲めて、1本あたりの値段も手ごろなことから、毎日続けて飲んでいる人も多いことと思います。

しかしお茶やドリンクも、妊娠中や授乳中は医師や薬剤師に相談してから飲むことがお勧めです。
体の冷え対策は、厚着や暖房器具、カイロやノンカフェインの温かい飲み物などでするようにして、妊娠中や授乳中の間は、どうしてもフラバンジェノールを摂取したい人のみ、医師や薬剤師に相談してから飲むようにしましょう。

 
フラバンジェノールは女性の健康や美容にとって、とても効果的な成分ですが、いかに安全で副作用が無い成分とは言っても、妊娠中や授乳中などのデリケートな時期は、万全を期すことが安心に繋がります。
病気でもないのに、医師や薬剤師に相談するのは敷居が高いと思われるかもしれませんが、赤ちゃんの検診時や、自分の体調の変化で受診したときに、一緒に相談すれば気兼ねすることもありません。
必ず自分の体の状態に、フラバンジェノールの摂取が大丈夫かどうか確認をしてから、取り入れることを心がけましょう。