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はと麦茶の正しい淹れ方と使用量。残ったティーバッグの再利用法



はと麦茶

ノンカフェインで、美肌効果が期待できるだけでなく、タンパク質や食物繊維も摂取することができるはと麦茶は、毎日の水分補給に積極的に取り入れていきたいお茶の一つです。
しかし、せっかくはと麦茶を飲むからには、正しい淹れ方でより効果的にその成分を抽出したいところですし、適量を美味しく飲んで、健康や美肌効果を余すことなく取り入れていきたいものです。
そんなはと麦茶を美味しく淹れる方法や、一日の摂取量についてご説明していきます。

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はと麦茶の種類

市販のはと麦茶には、はと麦を炒ったものがそのまま袋に入っているものの他に、1回毎煮出してお茶を作る分が小分けしたティーバッグに入っているものや、カップに1杯ずつはと麦茶を楽しむための少量ずつティーバッグになったものなど、様々な種類のものが販売されています。
選び方は自分が淹れやすく、続けやすいものを選ぶことが大切ですし、はと麦の産地に拘ったり、無農薬なオーガニック栽培のものを選ぶなど、自分なりにより納得のいくものを見つけるのもいいかもしれません。
はと麦茶の香りはクセの少ない無い飲みやすい物ですが、どうしても風味が苦手な場合は、他の茶葉や植物が配合されたブレンド茶から試してみるのもお勧めです。
但し、はと麦の美容や健康効果をしっかり実感したい場合は、やはりはと麦100%のものを選ぶようにしましょう。

はと麦茶の淹れ方

【煮出すための小分けのティーバッグの場合と、ティーバッグに入っていないはと麦茶を使用する場合】
1.まず、やかんに水を1リットル入れて、はと麦茶のティーバッグを1袋入れます。
ティーバッグに入っていない、はと麦茶を入れる場合は、大匙2杯程度のはと麦茶を水に入れます。
バラバラに入れるとよく抽出されますが、後片付けを簡単にしたい場合は、市販のお茶を淹れるバッグにはと麦茶を入れて使いましょう。

2.強火で沸騰させ、沸騰後は5分間弱火で煮出します。

3.煮出したら、ティーバッグやはと麦茶を取り除き、出来上がりです。

煮出したはと麦茶は、温かいままでも勿論美味しく頂くことができますが、暑い季節などは冷まして冷蔵庫で冷やしても美味しいです。
好みで自分の飲みやすい温度に調節して楽しみましょう。

【マグカップなどで1杯ずつ淹れる場合】
1.マグカップにはと麦茶のティーバッグを入れて、熱湯を注ぎます。

2.カップに蓋をして、1分間蒸らします。

3.ティーバッグを取り出したら、出来上がりです。

気になるはと麦茶の一日の摂取量は?

はと麦茶の摂取量は、一日にはと麦30gを煮出した分なら飲んでも大丈夫とされています。
市販の煮出し用のティーバッグは、5gから8gくらいの量に小分けされたものが多いので、常識の範囲内で日常の水分補給として楽しむ分には、問題なく摂取することができると言えます。

ただし、はと麦はイネ科の植物なことから、イネ科の植物にアレルギー反応を持つ人は、稀にはと麦茶でもアレルギーを起こす可能性があるので注意が必要です。
また、栄養豊富で鉄分などのミネラルも摂取できるお茶ですが、子宮収縮作用があるため、妊娠中の摂取は控えた方が良いとされています。
基本的にはノンカフェインで栄養豊富な体に優しいお茶ですが、過剰摂取は体を冷やす原因にもなるので、必ず摂取量の目安を心がけて飲むようにしましょう。

飲んだ後のはと麦茶の再利用方法

飲み終えた後のお茶のティーバッグは、どのような種類のお茶でも、入浴剤や、消臭剤、お惣菜やお菓子など、様々な方法に形を変えて、再利用することができます。
穀物の王様とも言われる程栄養豊富なはと麦茶も、ただ煮出して捨ててしまうのは勿体ないものです。
そこで飲み終えた後のはと麦茶の再利用方法をご紹介します。

美肌効果のある入浴剤として使用する

はと麦茶の原料であるはと麦は、化粧水や美容液でもお馴染みのハトムギエキスや、イボやアトピー性皮膚炎の治療として用いられる漢方薬のヨクイニンの原料でもあります。

このことからも煮出したり、カップに入れて出し殻になったはと麦茶は、入浴剤として再利用することがお勧めです。
ティーバッグに入っていないはと麦茶の出し殻は、破れて履けなくなったストッキングや、キッチンの三角コーナーのネットに入れれば、浴槽も汚さないで済みます。
浴槽にお湯を張る際に、予めはと麦茶の出し殻を入れておきましょう。
背中ニキビや、顔のニキビが気になる場合は、洗顔後のすすぎにはと麦茶のティーバッグを入れたお湯を使用するのもお勧めです。

はと麦茶の出し殻で美肌化粧水を作る

美肌に良いはと麦茶の出し殻をもう一度お茶を淹れる要領で淹れて、手作り化粧水を作ることもできます。
材料ははと麦茶100ccとグリセリン5ccのみです。
清潔で殺菌したローションボトルにこれらを入れてよく振り混ぜ、冷蔵庫で保存して1週間程度で使い切ります。
コットンに浸して顔に5分間貼り付けるローションパックにするのもいいですし、肌荒れの気になる部分に、ボディーローションやハンドローションとして使用するのもお勧めです。
出し殻のはと麦茶でも十分美肌効果が実感できるので、是非全身のケアにたっぷり使用してみましょう。

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