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ヨガで考える意識の持ち方、思いの大切さ



ヨガでは意識、思いといった心の持ち方を重要視します。それらが現実をつくる元になるからです。

 

ヨガ

 

ヨガのレッスンでは様々なポーズをしますが、最後に必ず死体のポーズ(サヴァーサナ)を行います。
死体のポーズはくつろぎのためのポーズであり、全身から力を抜いて体を弛緩させる疲労回復の効果がとても大きなものです。
ヨガを行う時に、くつろぎの姿勢を途中に何回も入れることは非常に重要です。
行ったポーズの効果が、くつろいでいる時に体に浸み込むように効くからです。

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死体のポーズ?

最後の死体のポーズの時間では、目を閉じた生徒さんに、インストラクターが語りかけます。
「今日は、背骨のゆがみを取り除く動きを行いました。内臓の位置が本来あるべき場所に戻ります。」とか「ヨガの動きをしたので気の流れがスムーズになりました。新しい気が頭頂から体内に注ぎ込まれ、古い気が足裏から出てゆきます。」といった具合にヨガの効果をイメージさせるのです。

全く何も言わずに死体のポーズを行うのに比べたら、ヨガの効果を意識してもらうほうがずっと充実感のあるレッスンになるのではないでしょうか。

 

 

思いが体に与える影響

思いというものは、ものすごく体に影響を与えます。
楽しくなくても、笑顔をつくって表情筋を動かせば、脳は嬉しいことがあったのだと勘違いをします。イメージトレーニングをすれば、実際の場面で上手に行動しやすくなります。

 

逆に、好きな食べ物を不味いと思いながら食べたら、普段よりも美味しく感じにくいでしょう。悪いことを考えれば体内にストレスホルモンが出て、体中に広がってしまいます。

脳はだまされやすいので、何を思うか、何を意識するかには細心の注意を払って大切にしなければならないのです。

 

 

ヨガ終了後は脳が言葉を受け取りやすいタイミング

特に、ヨガを終えた後は脳波がリラックス時に出るアルファー波の状態になっています。この時には、脳が言葉をキャッチしやすくなっており、嘘でもいいので、良い言葉(情報、イメージ)を入れるということがポイントです。言葉やイメージを利用することで、創造的に自分を良い状態にすることができるのですから面白いですね。

 

「健康になる」という信念を持てば、脳や細胞は健康になる方向へ全てを動かそうとするという話もあります。
自分の思いが現実化するかどうかは、やってみなければ本当かどうかはわかりません。
物事をただ信じるのではなく、疑うのでもなく、自分で試す実践の哲学がヨガです。

 

しかし少なくとも、自分の願いをはっきりと意識して思い描くことができなければ、漫然とした方向の定まらない日々が繰り返すだけかもしれません。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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