コラーゲン摂取と毛髪との関係について
コラーゲンを摂取すると、髪の毛にはどのような変化があるのでしょうか。
コラーゲンに関する米国での研究結果があります。コラーゲンを継続的に摂取すると、毛髪にどんな変化や影響があるかを調べたものです。
コラーゲンを二ケ月の間、被験者に摂取させたところ、なんと、毛髪の太さがアップした、という結果が出たそうです。
しかし、コラーゲンが毛髪に直接、影響したり、関係したりしたとは、考えにくい、とされています。
では、コラーゲンが体内でどのような働きをしたのでしょうか。
考えられることは、コラーゲンが体内で消化吸収され、真皮層でのコラーゲン生成が活発化して、毛根が活性化されたことによるものではないか、というものです。
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そうなると、毛細血管が保持されて、毛根に栄養が行き渡りますので、毛髪の生育などによい影響が与えられたのではないか、と考えられるようですね。
さて、コラーゲンの働きを考えてみましょう。コラーゲンは、細胞組織を強くするという働きを持っています。その結果、毛細血管を正常に機能させ、血液や酸素を正常に行き渡らせることができた、という、いわば二次的なものではあっても、こういった嬉しい効果が生まれるのは、想像に難くありません。
よく、「毛根に栄養を与えて、毛髪発生を促進させる」という目的の薬用トニックが販売されていますが、その働きによく似ていると思います。しかし、このコラーゲンによる毛髪活性化の働きは、非常に自然に近く、副作用を生じさせることもない、安全な方法といえるのかもしれませんね。