アロマテラピーブレンドレシピ。精油の7分類を知って自分好みの相性を見つけてください
アロマのレシピなどを見て、マッサージオイルを作ったり、芳香浴をしたりしていると、「自分でブレンドしてみたい」という衝動に駆られたことはないでしょうか?
今回は、自分でブレンドする際のコツをご紹介します。
基本となる7つのタイプ
精油を分類すると、その材料となる物によって7つのタイプに分類することができます。
それぞれの系統と、代表的な精油も一緒にご紹介します。
スパイス系
シナモン、ジンジャー、ブラックペッパー
樹木系
シダーウッド、ローズウッド、ティートリー
ハーブ系
クラリセージ、ペパーミント、ローズマリー、バジル
柑橘系
オレンジスイート、ベルガモット、グレープフルーツ、レモン
フローラル系
ローズ、ラベンダー、ゼラニウム、ジャスミン
オリエンタル系
サンダルウッド、パチュリー、ペチパー
樹脂系
フランキンセンス、ベンゾイン、ミルラ
系統といっても、難しいものではなく、グレープフルーツが、「柑橘系」というように分かりやすいのが、特徴です。
同じタイプの精油をブレンド
ブレンドをする際は、前述した、7つのタイプを上手くブレンドするのがポイントです。最初は、同じ系統の精油同士をブレンドさせてみましょう。
基本的には、似たような植物や果物なので、大きく失敗するということがありません。
例えば、オレンジスイートとレモンをブレンドさせて「臭い!」というブレンドにはなりませんよね?
隣り合ったタイプの精油をブレンド
続いて、ワンランク上のブレンド方法が、7つの系統のうち、隣り合った精油をブレンドさせる方法になります。
例えば、柑橘系とフローラル系は非常に相性が良いことで知られています。
・ラベンダー
・オレンジスイート
などのブレンドは、どこかで見たこともあるのではないでしょうか?又、スパイス系と樹脂系のブレンドも相性が、よくなっています。
バランスの良い香りを作る
さらにワンランク上のブレンドを目指す際には、香りの種類だけでなく、特徴も抑えるようにしましょう。精油は、揮発する速度が、それぞれ違います。
その速度の異なる精油をバランス良くブレンドすると、香りが長持ちします。
3つのノート
揮発する速度は、大きく3つに分けられています。
トップノート
揮発速度が、速い精油で、ブレンドした際に、最初に香りがします。
ラベンダー、コリアンダー、グレープフルーツ
ミドルノート
揮発速度が、中ぐらいの精油になります。ブレンドした際、全体的な香りの印象をこの精油が決めます。
ジュニパーベリー、ジャスミン、サイプレス
ベースノート
揮発速度が、遅い精油になります。香りを長持ちさせる働きがある反面、分量が、多すぎると、全体が、重い香りになってしまいます。
シナモン、サンダルウッド