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生姜湿布と生姜足湯で体をポカポカに!肩こり、冷え、炎症などの痛みにも有効です



生姜湿布

 

日本では昔から、身の回りのものを利用して病気を防ぐ知恵が伝えられてきました。体の冷えを取って、健康な体づくりをしましょう。

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あなどれない民間療法

民間療法とは、現代の科学的な根拠を重視する西洋医学とは異なり、生活の知恵を体系化したものです。
民間療法を活用する上で重要なことは、何度も手法を自分で繰り返し体験して、自分の体に合った使用法や使用量を編み出してゆくことです。そうすることによって、より安心してオーダーメイドのような体調管理を自身で行うことができるようになるでしょう。

ここでは、様々な体の痛み、こり、むくみ、冷えなどを患部を温めることで快方に向かわせる方法として、ショウガを使用するショウガ湿布、ショウガの足湯を紹介します。

 

 

下腹部の痛みにはしょうが湿布を

例を上げますと、骨盤や下半身が冷えると血流が悪くなり、ひどくなると抵抗力がダウンします。これが膀胱炎などの病気を引き起こしてしまいます。そこで、下腹部など、痛みや冷えを感じる部分に湿布をして温めます。
血管の中を血液が滞りなく流れていれば痛みは生じないのですが、血液が濁って固まり、スムーズに流れなくなると痛みが発生します。
ショウガ湿布を施すとその部分が赤くなるのですが、これはきれいな血液が集まってきたからです。こうして血液の循環が良くなり、痛みが和らぐのです。
さらに、下腹部が温まると腎臓の動きが活発になり、尿が沢山出ます。これが内臓が活発に動いたという証拠なのです。

 

 

ショウガ湿布

効果:痛み、冷え、こり、むくみ、生理痛、腰痛、ギックリ腰

 

しょうが湿布のやり方

①ショウガを(親指大5,6個)すりおろし、ふきんなどに包んでエキスを絞り出す。
②大きめの鍋に70~80度くらいのお湯をわかし、ショウガのエキスを入れます。ショウガの成分の効果が失われないように、お湯は沸騰させません。
③タオルを2,3枚ショウガ湯につけ、冷めたら交換しながら湿布を行います。

患部が赤(ピンク)色になるまで(通常15分ほど)行います。ショウガには温めるだけでなく、毒素を吸い出す効果もあります。「あらゆる痛みにショウガ湿布」と言うほどほとんどの不調に適用できます。

 

 

ショウガの足湯

効果:冷え性、風邪、むくみ

 

しょうがの足湯のやり方

①ふくらはぎの下ほどまで入るバケツなどに、すりおろしたショウガと、40度前後のお湯を入れます。
②足湯を20~30分ほど行います。お湯が冷めてきたらさし湯をします。
風邪のひきはじめに、この足湯を行い、汗をかくほど温まってから眠ると、風邪の悪化を防ぐのに役立ちます。

湿布も足湯も空腹の状態で行ってください。
療法の効果が出ているかの目安は、
・気持ちが良くなる
・体が軽く感じる
・寝つき、寝覚めが良くなる
などです。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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