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変形性関節症の原因。テレビを見ながらできるストレッチを習慣にして膝の痛みとさよなら



膝関節

 

40代、50代あたりから、急激に症状を訴える方が多くなる関節痛。
慢性的な関節痛が起こってしまうと、立ったり座ったりする動作が辛くなるだけではなく、歩行でさえも苦痛になってしまうことがあります。

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「変形性関節症」のお話

私たちの関節は、関節の周囲を取り巻く「関節包」により包まれており、その内部の「滑膜」から「滑液」が分泌され、関節の間にある「関節腔」を潤わせています。
そして関節部分の骨の外側は「関節軟骨」で覆われ、骨と骨が触れ合うことを防いでいます。
つまり、このようなクッション材の存在により、私たちの関節は痛みを感じることなく、スムーズに機能しているということです。
その原因ですが、それは長年に渡る膝関節への負担が挙げられます。
膝関節への負担が大きく、さらにそれが長期化した場合には、関節を守っている「関節軟骨」はすり減り、やがては「半月板」が変形し、膝関節が正常に機能しづらい状態となってしまいます。
それにより痛みを伴う症状として現れるのが「変形性関節症」なんです。
この症状は、年齢による関節の老化が進んでいる方、肥満や肥満気味な方、慢性的な運動不足で関節の周囲の筋肉が衰えている方に多く見られる症状です。
なによりも関節が変形してしまうのですから、美容上の見た目を考えても、なんとしてでも阻止したいところ。
それには予防が肝心です。

 

 

変形関節炎の予防は可能?

それでは、簡単な運動による「変形性関節症」の予防について、お話をさせて頂くことにします。

 

ストレッチ

まず、仰向けに寝ます。
片方の膝を曲げ、片方は伸ばします。
伸ばした脚をゆっくりと持ち上げ、4つ数えます。
これを相互の脚で5回程度行います。
慣れないと辛いかもしれませんが、この運動はももの筋肉を鍛えることができる上に血行がよくなり、脚のむくみを取ることができます。

 

お風呂で膝の運動

そしてもうひとつ。お風呂のお湯の中で行える運動のご紹介です。
浴槽の中に座り膝の曲げ伸ばしを行います。
脚が伸びているときに、膝に力を入れることを意識してみて下さい。
はじめは膝関節がポキポキ鳴ったりすることもありますが、慣れてくれば自然に治まります。
これを行う回数は20回~30回。
くれぐれも無理はいけませんよ!
この運動もまた、膝の病気の予防だけではなく、血行をよくし、冷え性の予防にもなります。

 

 

「関節リウマチ」のお話

これは30代~50代の女性に多い病気で、「膠原病(こうげんびょう)」の一種で、「コラーゲン」や「タンパク質」など、関節に存在している結合組織が侵されてしまう病気です。
この病気は免役異常が関与していると考えられているようですが、現在までにその原因は究明されていません。
また女性の場合には、加齢ともに「乳腺刺激ホルモン」や「卵胞ホルモン」などの「性腺刺激ホルモン」のバランスの崩れが関与しているとも考えられているようです。

 

 

関節リウマチの初期症状

「関節リウマチ」の初期症状には「食欲不振」、「熱っぽい」、「身体全体がだるい」、「関節がこわばる感じがする」というものがありますが、これらは非常に見落としやすく、初期段階では風邪の症状とよく似ているのが特徴です。
そしてさらに症状が進むと、小さな関節からの痛みと腫れが起こり、重度になると関節が変形することもあります。
これにもまた、「変形性関節症」でご紹介させて頂いた運動を行うことが効果的ですが、ある食材の摂取で予防や症状の緩和を行うことができます。

 

変形性関節症を予防する食材

それは発痛物質である「プログスタンジン」の生産を抑える効果の高い、「エキストラバージンオイル」、「魚の脂」、「加熱または乾燥したショウガ」。
これらの食材は、ホルモンバランスを整える働きを持っているため、関節の痛みに限らず、アンチエイジングにはオススメの食材です。
このような食材は好き嫌いが二分される可能性もありますが、苦手であるという方は、サプリメントでの摂取がおススメ。

 

 

靴のヒールが原因で起こる関節痛

美脚効果が高いといわれているヒールの高さは6センチ~8センチ。
この高さのヒールであっても、正しい歩き方が身についている場合には問題はないようですが、次に挙げるような歩行の癖がある方は、注意が必要です。

 

前傾姿勢の歩行

ハイヒールを履くと、つい重心が前方へ移動しがち。そして前傾姿勢となりがちですが、これは膝関節を痛める歩き方であり、見た目の恰好もよくはありません。前傾気味だと感じた場合には、意識して背筋を伸ばしましょう。

 

歩幅が狭いため、脚の移動と同時に骨盤を前方へ移動させるようにして歩く

これは、右脚と右骨盤が同時に前方へ移動する、つまり骨盤ごと回転させる歩き方です。
実はこの歩き方も膝関節を痛めやすいんです。

せっかく美脚を意識して履いているハイヒールが、膝関節を痛めてしまうこともあります。ハイヒールで膝に痛みを感じたら、ひとまず5センチ以下のヒールの靴に切り替え、正しい歩行をマスターする練習を行ってみて下さいね。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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