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甘皮、マトリックス!爪を構成するパーツの名称。ネイルサロンで飛び交うネイル用語を解説



爪の構造

 

ネイリストたちがよく使うネイル用語には、多くのものが存在します。
今回は爪の構造とその名称、仕組みに付いてお伝えいたします。

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爪の構造

まずネイルベースとは爪根といわれており、普段私たちが、爪と呼んでいる箇所のネイルプレートが表皮の下に覆われている箇所のことを指します。
またネイルプレートは、三層からの構造で作成されています。
表面部分を背爪呼びます。
また最も厚い部位とされている中間部分を中爪、一番下の層を腹爪と名称があります。
背爪と腹爪は、中爪に比べて非常に薄いということが特徴的です。

次にネイルプレートの左右に位置する箇所の皮膚の名称をネイルウォールと呼び、爪郭という意味合いをもちます。
ここは爪に栄養を与えている働きをもっています。

 

 

爪がピンクに見えるのは毛細血管の影響

ネイルプレートの下で爪全体を支えている箇所としていわれているのが、ネイルベットです。
名称は爪床と呼ばれています。
ここは細かい毛細血管がはりめぐらされており、ネイルプレートに水分を補給するという役割や、ネイルプレートとネイルウォールが綺麗に一定方向に伸びていくための役割を果たしている部位といわれています。
また爪が薄いピンク色に見えるのは、ネイルベットの毛細血管が薄く透けているからといわれているのが特徴にあげられます。
そして爪の大切な役割をもっているのが、マトリックスという爪母基です。
これは、ネイルプレートの根元よりもさらに先にあるという、皮膚の隠れた部分のことをさし、血管とリンパ管、神経が通っています。
血液から運び込まれてくる栄養分を使いながら、新しい爪を作り出すための細胞分裂をおこなっているのです。

 

ハーフムーンは、爪半月と呼ばれており、ネイルプレートの根元に見える部位のことを指します。
ここはマトリックスから押し上げられて出来る表面に現れた新しい爪のことをいいます。
まだ十分に角質としての働きができていないので、ネイルベットとの結合が弱く、薄い白みの色合いをしているのです。

 

 

甘皮

また多くのネイリストがしっかりとケアをすることでも有名なキューティクルは爪上皮と呼ばれて、ここは甘皮といわれています。
別名はエポニキュームです。
半透明の色合いをもっており、ここはハーフムーンを多いマトリックスを保護する役割を持ち合わせています。
このキューティクル箇所が乾燥し皮がむけてしまうことで起きるものがささくれといわれています。

最後に爪先はフリーエッジと呼ばれています。
下に支えが無いために、水分量も少なくなり、伸ばせば伸ばすほどもろくなりがちの箇所です。

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この記事は当ブログのライター「mimi」が書きました。

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