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みぞおちをゆるめてリラックス!冷え性・便秘・むくみ改善の意外な方法



ヨガ
みぞおちをゆるめると怒りの感情が消えてゆきます。

ヨガでは、内臓が凝っていない状態、柔らかく緩んでいるのが健康の秘訣であるとされています。腸などをを揉みほぐすようにマッサージを行う事もあるのですが、なかでも鳩尾に指を差し込むようにしてほぐす動作をよく行います。


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鳩尾には交感神経が多く集まっており、ストレスが溜まると硬く凝ってきます。鳩尾に指が素直に入るくらい緩ませれば自然とリラックスした状態をつくることができるのです。そして東洋医学では内臓を感情や心の状態に関連付けて考えます。怒りが湧くことを「腹が立つ」などと言いますよね。自分で自分の疲れ具合を診ることができますし、簡単にできるストレスケアでもあります。

 

鳩尾のゆるめ方

まず、自分の鳩尾はどこなのか分かりますか?おへその上に指を4本横たえた上辺り、お腹の上の方にある窪んでいる箇所が鳩尾です。仰向けになるか、肩の力を抜いて立った姿勢で、息を吐きながら両手の指先を鳩尾に入れ込んでみましょう。痛みを感じたり、張っていれば凝っている証拠です。その凝りをほぐすように吐く呼吸で鳩尾を押す動作を繰り返しましょう。1日で簡単に柔らかくならなくても、2週間ほど続けることで確実にほぐれてゆきます。無理せずに痛気持ちいい程度で、意識を集中して行います。本当にリラックスしていれば、お腹が(鳩尾が)温かく感じるはずです。

 

気持ちは鳩尾に表れる

相手の本心を知ろうとすることを、「腹をさぐる」と表現しますが、昔の人は、本音と違うよからぬ思いを持っていると、人のお腹が硬くなると分かっていたのかもしれません。大人同士でお腹を触り合うことは難しいですが、もし身近にお子さんがいる方はスキンシップがてら鳩尾辺りをマッサージしてみてください。子供は自分の感情をまだ上手に言葉で表現できないため、嫌なことがあっても我慢してしまうことがあります。ストレスに対処する術がなくて緊張が続いていたりすれば、鳩尾にその状態が表れるはずです。

 

心が変われば身体も変わる

心と体は繋がっているので、心の状態は必ず体に出ます。そして、体を刺激して変化させれば、心も変わります。
鳩尾が緩んでくると、横隔膜がよく動くようになるので腹式呼吸をするのが楽になります。腹式呼吸の上級編として、鳩尾をへこませながら呼吸をしてみましょう。これができるようになると、鳩尾周辺の自律神経の固まりがダイナミックに刺激され、胃腸や肝臓も動かすことが可能になります。腹式呼吸で体の代謝を上げて、体調を良くする技術ですのでむくみや冷え性、便秘、生理不順に即効性が期待できます。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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