台湾の屋台料理「魯肉飯（ルーローファン）」～女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピ

ハリのある美しい肌、艶やコシのある髪、女性らしい体型など、全ての女性が目指したい美しさは女性ホルモンと関係が深いといいます。女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピの台湾料理バージョンをお伝えします。

前回紹介した韓国と同じように身近な場所であるため人気の台湾。文化や料理も魅力の一つです。台湾の料理は他の中国料理と違い油や塩気が控えめなため、日本人の好みに合うと言われます。四方を海に囲まれていて、魚介類をよく用いる点も台湾に行った日本人が料理を褒める理由にあるようです。

台湾は豚肉をよく使う文化です。豪華で美しい料理というよりも優しく親しみのもてる庶民料理が多いと言われています。また、日常から食事に気を付けて健康に暮らすという『医食同源』の思想が根付いている国でもあります。健康や美容に嬉しい料理が多いことも女性から支持を受けている理由にあります。

台湾の屋台料理の定番「魯肉飯（ルーローファン）」のレシピ

今回は台湾の屋台料理の定番「魯肉飯（ルーローファン）」のレシピを紹介します。現地で食べた多くの日本人が帰国後にまた食べたいと答えるほど日本人の味覚に合った料理です。

たんぱく質・鉄分・ビタミンＢ１が多く含まれている豚肉を甘辛く味付けし、ご飯に乗せて食べる丼料理です。今回はビタミンＢ1の吸収を助けるアリシンを含む玉ネギも一緒に煮込んでいます。

ビタミンＢ１は水に溶けやすい性質をもっています。汁ごとご飯にかけて頂く丼で食べるのは、理にかなった食べ方だと言えます。

豚肉はレバーに比べて少ないですが女性ホルモン・エストロゲンと関係が深いビタミンＢ6も多く含む食品です。ビタミンＢ6は、肌を健康に保つためにも必要な成分です。

また、鉄分も多く含まれています。女性が不足しやすい栄養成分の一つです。せっかく女性ホルモンが出ても血液が健康でないと効率よく働けないので、美容という観点からも是非とりたい成分です。

付け合せには茹で卵がよく用いられるようです。卵もたんぱく質を多く含んでいますが、さらに皮膚の健康に関係が深いビオチンも多く含まれています。食べ過ぎには注意が必要ですが、女性の美容に欠かせない商品の一つです。

ただ、この魯肉飯は食物繊維があまり摂れないメニューです。（今回のレシピだと一緒に煮込む玉ネギと椎茸に含まれているくらいです）サラダやスープといった野菜を食べられる副菜を付けるとバランスが良くなります。その場合は色の濃い野菜を摂るように心がけて下さい。

ストレスなどで発生する活性酸素が細胞を傷つけるのを防ぐ働きをするビタミンＣ・Ｅ・カロテンなどが多く含まれています。ビタミンＣとたんぱく質は鉄分の吸収をよくする働きもあります。

☆メニュー名『魯肉飯』
【材料】
・豚バラ肉　400g
・玉ネギ　1個
・干し椎茸　2個
・生姜　5g
・茹で卵　2個
・ごはん　
・醤油　大4　
・酒　大2
・黒砂糖　大1
・こしょう　少々
・五香粉　小1
・干し椎茸戻し汁　200cc
・水　150cc
・油

【作り方】
１．豚バラ肉は幅1～1.5cmにカット。
玉ネギは芯を取って薄くスライス。干し椎茸は汁気を絞って細かく切る。生姜は皮を剥いて細かく切る。
２．フライパンに油と生姜を入れて炒め、香りが立ってきたら豚肉を炒める。
３．豚肉の色が変わってきたら玉ネギ・干し椎茸を加えて軽く炒め、黒砂糖・酒・醤油を加える。
４．アルコール分が飛んだら干し椎茸の戻し汁と水を加え、弱火～中火で20分ほど煮込む。
５．出てきた脂を取り、茹で卵・五香粉・こしょうを加えてさらに20分ほど煮る。
６．茹で卵を取りだして半分に切る。
７．ご飯に肉と茹で卵、煮汁をかけて完成。

各国の女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピ

⇒女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピの説明
⇒韓国料理バージョン～女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピ
⇒台湾料理バージョン～女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピ
⇒ベトナム料理バージョン～女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピ
⇒ハワイ料理バージョン～女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピ
⇒トルコ料理バージョン～女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピ
⇒プランス料理バージョン～女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピ
⇒日本料理バージョン～女性ホルモンと関わりが深い食材で作るレシピ

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